キレイライン公式ブログ担当の小田です。
「私の歯並びって悪い方?人には聞きにくい。」
「歯並びのせいで、悪い印象を与えて損してるかも。」
「治療するほどではないかなと思うけど、今より歯並びがキレイになったら嬉しい。」
など、深刻な悩みというほどではないものの、漠然とした歯並びの悩みや不満を抱えていませんか?
そこでキレイライン矯正では、歯の悩みに関する意識調査を行いました。
なんと、調査対象2180名の89.1%にあたる1943名もの方が、歯に関するなんらかの悩みを持っているという結果に。
このうち「歯並びについて悩みがある」と答えた方は、1303名。
全体の6割に近い59.8%の方が、歯並びのことで悩んでいる(※)ことが分かったのです!
※複数回答
また、同調査において9割近い方が「歯に関するなんらかの悩みを持っている」と答えたにもかかわらず、「歯科医師はおろか親しい友人や家族など誰にも相談したことがない」という方が37.1%もいたのです。
つまり歯の悩みは気にしている人が多いにもかかわらず、親しい人や、専門家である歯科医師にも話しにくい繊細な悩みである傾向が高いと言えます。
悩みつつも相談するとなると気が引けてしまうのは、あなただけではないのです。
では、一歩踏み出して相談しやすくするためにも、どんな歯並びが「悪い歯並び」だとされるのか、次の項目で例を出しながら一緒に確認してみましょう。
【歯並び悪い例】自分の歯並びを確認してみよう
歯並びや咬み合わせが悪いことを、歯科用語で不正咬合(ふせいこうごう)と言います。
不正咬合は、口の閉じにくさ、噛みにくさ、発音のしにくさなど日常生活に支障が出る可能性があるだけでなく、外見を気にすることによる心理的な悪影響も考えられます。
不正咬合には主に次のような種類があります。
出っ歯 (上顎前突) | ガタガタ (叢生・乱ぐい歯) | 受け口 (下顎前突・反対咬合) | すきっ歯 (空隙歯列) | |
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主な症状 | 上の前歯や上顎全体が前方に突き出した状態 真横から見た時、上の前歯が下の前歯より5mm以上前方に出ている場合、出っ歯の傾向があると言える | 歯の一部が重なって生えた状態 正面から見た時、前後にガタガタに並んでいるように見える 八重歯も症状の一つ | 上の歯が下の歯より前に出る通常の咬み合わせとは逆に、下の前歯や下顎全体が前方に突き出した状態 | 歯と歯の間に隙間がある状態 上の前歯の中心に隙間がある状態は正中離開と言う |
そのほか、咬み合わせが深い「過蓋咬合(かがいこうごう)」や、奥歯を咬み合わせた時に前歯が咬み合わず隙間が空く「開咬(かいこう)」など、外見からはわかりにくくても日常生活に支障が出ることのある不正咬合もあります。
不正咬合は「この状態なら不正咬合」という絶対的な基準や検査があるわけではありません。
見た目や日常生活において、歯並びの悪さからくる悩みを感じたら、歯科医師に相談することを視野に入れるとよいでしょう。
歯のガタつき・出っ歯…そもそも「歯並びが悪い」原因って?
そもそも、なぜ歯並びが悪くなってしまうのでしょうか。
実は、永久歯が生え始める平均年齢である5歳半〜7歳くらいころから、ある程度の歯並びが決まっていくと言われています。
大人どころか、子供時代からすでに歯並びの土台が決まっているのです。
◆ ちなみに、お子様の歯並びに関して気になる方はこちらの記事を参考にしてみてください。
歯並びが悪くなる原因としては、以下のようなものが挙げられます。
◆ 遺伝的要因
人種による特徴、親からの遺伝、先天的な疾患や歯の欠如など
◆ 後天的要因
成長過程での要因、悪い癖や生活習慣、口腔環境
歯並びが悪くなる原因には、生まれながらにして要素を持っている遺伝的要因(先天的要因)と、癖や生活習慣によって引き起こされる後天的要因の両方が存在します。
それぞれ、もう少し詳しく原因を確認してみましょう。
【遺伝的要因】生まれ持った歯や顎の大きさ
例えば、ガタガタの歯並び(叢生)は、歯の大きさに対してあごが小さくアンバランスであり、歯がキレイに並ぶスペースが足りないことなどが原因とされます。
親と子は声や顔立ちが似るように、歯や顎の大きさも似る傾向にあります。
つまり、親が叢生の歯並びの場合、子も叢生の歯並びになりやすい要素を持っていると言えるでしょう。
ほかにも、先天的な疾患や歯の欠如により、すきっ歯などの症状が見られることもあります。
【後天的要因】日常的に行っている癖や生活習慣の影響
悪い歯並びは、遺伝など生まれつきの先天的な要素だけが原因ではありません。
歯並びに影響するとは思えないようなちょっとした癖や生活習慣であっても、毎日のように繰り返されることで歯並びに悪影響を与えることがあるのです。
環境や習慣による後天的要因には、以下のようなものがあります。
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このような癖や習慣はありませんか?
- 爪を噛む・頬杖をつく・舌を歯の間に入れたり歯を押し付けたりするなどの癖
- 姿勢の悪さ
- やわらかいものばかり食べるなどの食習慣
- 口呼吸
- むし歯や歯周病による歯の喪失
歯科矯正で歯並びがキレイになったとしても、後天的な要因を解消しなければまた歯並びが悪くなることも考えられます。
キレイな歯並びを目指すためには、後天的要因を見直すことも大切です。
そこまでひどい歯並びじゃないし…矯正しないデメリットはある?
「正直、見た目で悩むほど歯並び悪くないけど矯正ってした方がいいの?」
歯並びで深く悩んでいるわけではなく、ちょっとだけすきっ歯が気になる程度という場合、治療にふみ切ることに二の足を踏む方もいるでしょう。
特に日本では、不正咬合の一種である出っ歯や八重歯などの特徴があっても「かわいい」「美人」「カッコイイ」といわれる風潮もあります。
そのため、治療の必要性に迷っている方もいるのではないでしょうか。
一方で「育ちが悪いとか、清潔感がないなど良くない印象を与えてしまっているかも…」というマイナスの印象と板挟みになっている方もいるでしょう。
しかし、実は不正咬合をそのままにしてしまうと、見た目以外のリスクを伴うことも。
あまり知られていない、悪い歯並びを放置することによるリスクやデメリットについて、わたしたちキレイライン矯正と一緒に考えてみましょう。
咬み合わせや歯並びの悪さが体全体に影響することも
「体全体に影響」という言葉からすると、ずいぶん大げさなことにも思えてしまうかもしれません。
しかし、歯並びや咬み合わせの悪さによる体への小さなダメージが大き影響につながる可能性があることは、歯並びのことを真剣に考えている方には知っておいてほしい事実です。
例えば、歯並びや咬み合わせの悪さから以下のような影響が考えられます。
!体におよぼす影響!
- あごの関節に負担がかかり、顎関節症(がくかんせつしょう)を引き起こすリスクがある
- 顎関節症になると、口の開けにくさ、閉じにくさ、あご周辺の痛みなどの症状が現れる
- 咬み合わせが悪いと食べ物をうまく噛み砕けず、胃腸に負担がかかりやすい
- 咬み合わせの悪さや顎関節症により、頭痛・肩こり・めまいが起こることがある
あくまで一例ですが、歯並びや咬み合わせの悪さはさまざまな弊害をもたらす可能性があると言えます。
歯並びが悪いままでいるとリスクが高まるお口の症状
歯並びが悪い状態をそのままにすると、どのようなリスクが高まるかも考えてみましょう。
!むし歯や歯周病!
デコボコしている部分などの歯みがきが難しく磨き残しが起こりやすいため、むし歯や歯周病のリスクが上がる
!口臭!
口が閉じにくい歯並びは口腔内の乾燥につながり、雑菌が繁殖しやすく、口臭のリスクが上がる
!発音の不明瞭さ!
すきっ歯などで歯に隙間があると歯と歯の間から空気が抜け、発音のしにくさや不明瞭さにつながる
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こんな症状が気になっていませんか?
- 力を入れないと口を閉じることができない
- 口の乾きやのどの乾きが気になる
- 口臭が気になったり指摘されたりしたことがある
- しっかり歯みがきしているのにむし歯になりやすい
- あごに痛みを感じることがある
思い当たる点があり、歯並びの悪さも気になっている方は、すでに歯並びが悪いことによる悪影響を受けている可能性があります。
いまこそ、矯正歯科治療を考えるタイミングかもしれません。
「でも、もう大人だし。今から歯科矯正を始めて本当に歯並びはキレイになるの?」
次の項目では、そんな疑問についても一緒に考えてみましょう。
歯並びの矯正は大人になってからでは遅すぎる?
歯並びが気になっていても「いまさら歯科矯正しても遅いかも。歯科矯正って子供のうちにやるイメージだし、ワイヤー矯正って目立ちそうでちょっと恥ずかしい」という思いで治療にふみ切れない方もいるのでは。
確かに、症状が強い場合や咬み合わせに問題がある場合、幅広い症状に適応できる「全顎の表側ワイヤー矯正」が最初の選択肢となる可能性があります。
一方で「目立つすきっ歯だけ治したい」「ちょっとした前歯のガタガタが気になる」など症状が軽度~中等度の場合、マウスピース矯正を含めたさまざまな治療法から選択でき、治療費用もリーズナブルに済む可能性があるのです。
大人だからこそ自分に合う治療方法をじっくりと選択し、自分の意志で積極的にスタートできるという利点もあります。
歯科矯正のスタートに「遅すぎる」ということはありません。
次の項目でさらに深掘りしてみましょう。
歯列矯正は何歳からでも始められる
結論から言うと、歯科矯正に年齢の上限はありません。
歯や歯茎、顎の骨など歯周組織の状態が健康な大人ならば、何歳であっても治療のスタートが可能です。
私たち「キレイライン矯正」では、そんな大人の方向けにマウスピース矯正を提供しています。
患者様には10代から50代まで幅広い年代の方がおり、キレイな歯並びを目指して治療中の方も、結果にご満足いただき治療を終えた方も数多くいます。
※キレイライン矯正の対象年齢は「顎の成長完了時期」の目安である、男性16歳以上・女性14歳以上です。
◆ キレイライン矯正について詳しく知りたい方は、こちらの記事をチェックしてみてください。
なお、お子様向けには「キレイラインKIDS」を展開しているので、お子様の歯並びや歯並びに影響する悪い癖が気になる方は、あわせてチェックしてみてください。
とはいえ、歯科矯正というと「高そう」「痛そう」「治療期間が長そう」など、治療にふみ切れないネガティブなイメージがある方もいるかもしれません。
わからないことが多くて怖いという気持ちはあって当然です。
では、わからないことを少しずつ解消するために、次の項目で大人の歯科矯正にかかる期間や治療費の目安などを確認してみましょう。
今からでも遅くない!大人の歯科矯正の始め方
この項目では「大人の歯科矯正」にはどんな種類があるのか、費用はどのくらいかかるのか、治療期間はどのくらいかかるのか、どのように治療が進むのかなどについて簡単に解説していきます。
それぞれ、見出しをクリックもしくはタップするとより詳しい記事にジャンプできるので、ぜひあわせて参考にしてみてください。
大人の矯正歯科治療の種類
歯科矯正には、大きく分けて「ワイヤー矯正」と「マウスピース矯正」があります。
また、ワイヤー矯正、マウスピース矯正ともに、奥歯を含む歯列全体を治療範囲とする「全体(全顎)矯正」と、前歯を中心に部分的に歯並びを整える「部分矯正」に分かれています。
悪い歯並びを治療する費用の目安
歯科矯正にかかる治療費用は、矯正装置の種類や歯並びの症状、実際に歯を移動させる量や治療期間によって変わるため、大きな個人差があります。
一般的な費用相場としては、約20万〜140万円。
※自社調べ(2022年8月 国内で矯正治療を行っている210クリニックを調査)
※矯正装置、歯並びの症状や歯の移動量、治療期間によって変わります。
「いきなりそんな高額を払うのは難しい」
と思われるかもしれません。
しかし、歯科治療における治療費はクリニックによって異なるものの、都度払いが可能だったり、クレジットカードが使えたり、デンタルローンが使えたりと、さまざまな支払い方法から選ぶこともできます。
※お支払い方法の詳細はクリニックにより異なります。
自分の生活スタイルや人生設計にあわせて支払い方法を選ぶことが可能なので、費用がネックで治療を悩んでいる方も、まずは初回検診やカウンセリングを受けるクリニックで相談してみるのがおすすめです。
ちなみにキレイライン矯正では、「初期投資を低く抑えたい」という方にも気軽にチャレンジしていただきやすい価格設定を目指しているため、お得な「コース払い」の他に1回の治療ごとに支払いをする「都度払い」の料金メニューもご用意しています。
★ 治療1回ごとに料金を支払う都度払い
- 1回4.4万円
★ 計画的にきれいな歯並びを目指すコース払い
- 軽症状の方におすすめ
5回コース:19.8万円(2.2万円お得) - 中等度の症状の方におすすめ
10回コース:33万円(11万円お得) - 中等度以上の症状の方におすすめ
15回コース:46.2万円(19.8万円お得)
※患者様の症状により、キレイライン以外の追加治療として片顎22,000円の拡大床の併用やIPR、アタッチメントを歯科医師から推奨される場合があります。
※追加治療(拡大床、IPR、アタッチメントなど)には別途料金がかかります。これらはキレイライン矯正の一環ではなく、患者様のご要望や症状により歯科医師の判断のもと行われる「クリニックによる追加治療」です。詳細は、提携クリニックに直接ご確認ください。
※リテーナーは症状等により22,000~66,000円の別途費用がかかります。詳しくは提携クリニックにお問い合わせください。
※上記に記載している費用以外に、初回検診料3,300円~、および来院1回につき3,300円程度の再診料が別途発生します。金額は提携クリニックにより異なりますので、予約画面または通われるクリニックにご確認ください。
治療期間の目安
治療を行う範囲や症状によって、治療期間の目安も変わります。
奥歯を含む歯列全体を整える「全顎矯正」の場合、治療期間の目安は1~3年程度です。
一方、前歯に特化して治療する「部分矯正」の場合、治療期間の目安は3ヶ月~1年半程度です。
※治療期間には個人差があり、あくまでも目安です。装着する矯正装置の種類や、治療の範囲、歯の状態、年齢等により大きく変わります。
※保定期間は含みません。キレイライン矯正に限らず、すべての矯正歯科治療において、治療終了後は後戻りを防ぐため保定期間が必要です。
歯科矯正治療の流れ
歯科矯正を始める場合、クリニックや治療方法によっても異なりますが、おおよそ以下のような流れで進みます。
- カウンセリングや初回相談・初回検診
- レントゲン撮影などの精密検査
- 診断結果や治療内容についての説明
- 矯正装置を使用した治療の開始
- 歯を動かす治療終了後、リテーナーによる保定期間・メンテナンスの開始
初回のカウンセリングや検診で、気になることはしっかり聞いておきましょう。
口元を気にせず思いっきり笑える自分になろう!
「歯科矯正ってちょっと大掛かりな感じがするし、ちょっと歯並びが悪いだけなら我慢すればいいのかも」
と思ってはいませんか?
矯正歯科治療も日々進化しており「ちょこっと治す」のに向いている、さまざまな治療法から選択が可能です。
さらにマウスピース矯正なら、目立ちにくい矯正装置を使って治療するため、外見を気にせず治療したい方にもピッタリ。
矯正装置の取り外しが可能(※)なので、写真撮影や面接など、大切にしたいシーンでいつも通りのあなたでいられます。
※期待する効果を得るためには、指定された装着時間を守る必要があります。
※画像はキレイライン矯正のマウスピースです。
思い悩む時間が長くても、現状に変化は起きません。
まずは、時間と予算が許す限り、初回検診やカウンセリングを受けてみてください。
きっとあなたにピッタリのクリニックや治療法が見つかるはずです。
キレイライン矯正でも、全国130以上の提携クリニック(※)で初回検診を受け付けています。
※2024年4月現在。最新の提携院情報は予約フォームよりご確認ください。
提携クリニックによって異なりますが、初回検診費用は3,300円〜(※)。
キレイライン矯正が適応できるかどうか、あなたの現在の歯並びについての検査・診断も行うので、歯科矯正治療の第一歩としてぜひクリニックでお話を聞かせてくださいね。
※金額は提携クリニックにより異なりますので、予約画面または通われるクリニックにご確認ください。
100%のあなたらしい笑顔になれるよう、キレイライン矯正は全力でサポートします。
※本記事は2024年4月時点での公式情報を元に編集したものです。最新の情報とは異なる可能性がありますので、ご注意ください。
※保険適用外の自由診療となります。
※掲載している料金はすべて税込み価格です。