キレイライン公式ブログ担当の小田です。
「この歯さえきれいに整っていたら」
という部分的なお悩みを持つ方ってけっこう多いんですよ。
- 1本だけ目立つ八重歯
- 口を閉じにくい出っ歯
- 息が漏れてしまうすきっ歯
このような歯並びの悩みがあると、「ここだけを部分的に治療できないかな?」と思いますよね。
そこで気になるのが「部分矯正」の料金。
最近では「〇万円でできる」「月々〇千円~」といった矯正歯科治療の広告も見かけますが、もう少し具体的にいくらぐらいかかるのかを知りたいですよね。
この記事では、部分矯正の費用に焦点をあてて詳しくお伝えしていきます。
結婚式を控えた方や、就職やバイトの面接で良い印象を与えたい方、そして笑顔に自信を持ちたい方も、まずは費用の相場をチェックしてみましょう!
意外と忘れがちな診察代や矯正治療が終わったあとにかかる費用についてもわかりやすく解説しますよ!
部分矯正の値段はどのくらい?治療法ごとの費用相場
部分矯正をやってみたくても、自分の予算内で治療できるのかが心配ですよね。
「できれば費用を抑えたい」
「大体の値段を知ってから治療するかどうかを決めたい」
「平均的な部分矯正の値段っていくら?」
ここでは、そんなあなたが知りたい情報についてまとめてみました。
まず知っていただきたい点として、部分矯正には主に3つの治療法があります。
- ワイヤー表側矯正
- ワイヤー裏側矯正
- マウスピース矯正
1. ワイヤー表側矯正
広く一般的に行われている治療法で、歯の表側にブラケットと呼ばれる小さな矯正装置を取り付け、そこにワイヤーを通して歯に力をかけていきます。
2. ワイヤー裏側矯正
ブラケットにワイヤーを通して歯に力をかける点は表側矯正と同じですが、歯の裏側に装着するため施術部分が見えにくく、歯科医師の技術力が求められる治療法です。
3. マウスピース矯正
歯型に合わせたマウスピースを装着し、徐々に力をかけていく治療法です。矯正装置が透明で目立ちにくいにくいため近年人気が高まってきています。
◆ 装置ごとの治療期間が気になる方はこちらをご覧ください。
矯正歯科治療はもともとの歯並びの状態や歯の動きやすさなどによる個人差も大きく、一概に「治療費用の平均は〇万円」「この治療法ならいくら」ということは難しいものですが、各治療法ごとに深掘りしていきます。
ワイヤー表側矯正(部分)の費用相場
ワイヤー表側矯正は、歴史が長く最も知名度が高いといえる治療方法。
歯の表側にワイヤーを装着するため、目立ちやすいというデメリットがある反面、外科的治療が必要ない症例であれば、ほとんどの歯並びに対応可能であるというメリットがあります。
治療内容 | 調査した最低~最高価格 |
---|---|
前歯2本から両顎(上下)前歯部分 | 10万~77万円 |
治療する歯の本数や、使用する装置によって一概に言えませんが、今回調査した中では15万~60万円程度の料金設定のクリニックが多いようです。
ワイヤー裏側矯正(部分)の費用相場
ワイヤー裏側矯正は、歯の裏側に矯正装置を装着する治療法です。
発音しにくい、歯みがきがしづらいというデメリットがある反面、外見からは矯正装置が見えにくいというメリットがあります。
治療内容 | 調査した最低~最高価格 |
---|---|
前歯2本から両顎(上下)前歯部分 | 15万~88万円 |
こちらも一概には言えませんが、今回の調査では30万~70万円程度に設定しているクリニックが多かったです。
マウスピース矯正の費用相場
マウスピース矯正は、透明のマウスピースを装着するため矯正装置がほとんど目立ちません。
ワイヤー矯正と比べると適応範囲が狭いというデメリットがある反面、金属アレルギーの方でも治療でき、痛みを感じにくいというメリットがあります。
治療内容 | 調査した最低~最高価格 |
---|---|
主に両顎(上下)の前歯12~20本 | 15万~66万円 |
症状の重さによっても異なりますが、マウスピース矯正の場合は20万~45万円程度に設定しているブランドが多いようです。
なお、マウスピース矯正は歯型に合わせたマウスピースを装着するため、1本だけを矯正したい場合でも、上下の歯型すべてに合わせたマウスピースを製作します。
※画像はキレイライン矯正のマウスピースです。
キレイライン矯正の目安費用は?
マウスピースには多くのブランドがあり、それぞれ値段の設定も異なるため、キレイライン矯正の場合の目安費用もお伝えしますね。
治療内容 | 目安費用 |
---|---|
前歯を対象に治療 | 19.8万~46.2万円 |
※追加治療(拡大床、IPR、アタッチメントなど)には別途料金がかかります。これらはキレイライン矯正の一環ではなく、患者様のご要望や症状により歯科医師の判断のもと行われる「クリニックによる追加治療」です。詳細は、提携クリニックに直接ご確認ください。
※リテーナーは症状等により22,000~66,000円の別途費用がかかります。詳しくは提携クリニックにお問い合わせください。
※上記に記載している費用以外に、初回検診料3,300円~、および来院1回につき3,300円程度の再診料が別途発生します。金額は提携クリニックにより異なりますので、予約画面または通われるクリニックにご確認ください。
私の歯並びはいくらで治せる?
費用の相場がわかったところで、やはり気になるのは「私の歯並びの治療にはいくらかかるの?」ということですよね。
「できれば値段が安いほうがいい」「平均より安くしたい」という方もいるかもしれませんが、歯科矯正治療は健康保険が適用されない自由診療です。
歯科クリニックや歯並びの状態、治療期間などによって料金は大きく異なるため、一概に「1本だけだから〇万円」「出っ歯の治療は〇万円」ということはできません。
このあと、実際の症例画像を見ながら治療期間やかかった費用などを紹介していくので、おおよその費用を考えるときのひとつの参考にしてください。
キレイライン矯正で部分矯正をした方の症例を先に見たい方はこちらへどうぞ。実際にかかった費用をぜひ確認してみてください。
矯正装置費用(動的治療費用)以外に必要となる費用
ここまでに矯正歯科治療の費用の相場をお伝えしてきましたが、ワイヤー矯正やマウスピース矯正の治療にかかる費用は主に「装置代」の値段です。
治療には、装置代以外にも別途発生する料金があるので、ここでは、治療開始前~治療中と、治療終了後に別途かかる費用について解説していきます。
部分矯正での治療を検討している方は、装置の値段の他に必要となる費用を含めて予算を考えておくとよいでしょう。
部分矯正の治療開始前~治療中にかかる費用
治療開始前には次の料金がかかります。
◆ 診断料
CTや口の中の写真撮影、むし歯のチェックなどを行って口腔内の状態を確認します。
◆ カウンセリング料
歯科医師が治療方法や費用、口腔内の状態や矯正装置についての説明を行います。
クリニックによっては、カウンセリング料が無料の場合や、初回検診料金に含まれている場合もあります。
また、治療中には装置代の他に次の料金がかかります。
◆ 装置処置・調整料
矯正装置の調整やメンテナンスをしたり、口腔内の状態を確認したりします。
通院頻度はクリニックにより異なりますが、月に1回程度のところが多いようです。
◆ 再診料
2回目以降の通院時にかかる診察料です。通院のたびに支払います。
★ 部分矯正の治療開始前~治療中にかかる費用の目安
内訳 | 費用の目安 |
---|---|
診断料 ※診断内容はクリニックにより異なります | 無料〜約16万5,000円 |
カウンセリング料 | 無料~約6,600円 |
装置処置・調整料 ※来院ごとに発生します | 無料〜約1万3,200円 |
再診料 ※来院ごとに発生します | 無料~約3,300円 |
※この他、歯石取りなどの歯のクリーニング代が別途かかる場合があります。
なお、キレイライン矯正では、初回検診料(3,300円~)に診断料・カウンセリング料が含まれています。
また、治療中にかかる装置処置・調整料は、再診料(3,300円程度)に含まれています。
※初回検診料、および再診料は提携クリニックによって多少異なりますので、詳細は通われるクリニックにお問い合わせください。
部分矯正をリーズナブルな値段で試したい方は、お気軽にキレイライン矯正の初回検診でご相談ください。
部分矯正の治療終了後にかかる費用
部分矯正は、治療が終わったらそれで完結するわけではありません。
歯は一生動き続けるので、理想の歯並びになったからといって安心していると、また元の歯並びに戻ってしまうことがあります。
そのため、どのような治療方法であっても、治療が終了したら「リテーナー」という歯を保定する装置を装着することが推奨されています。
治療終了後には次の料金がかかります。
◆ 保定装置料
保定装置にはさまざまな種類があります。
代表的なものには、透明で目立たないマウスピースタイプ、着け外しが可能なワイヤータイプ、歯の裏側にワイヤーを接着するタイプなどがあります。
◆ 保定観察料
保定治療期間中は、数ヶ月~1年に1回程度通院し、経過観察をします。
★ 治療終了後にかかる費用の目安
内訳 | 費用の目安 |
---|---|
保定装置料 | 無料〜約9万9,000円 |
保定観察料 ※来院ごとに発生します | 無料〜約5,500円 |
※2022年、自社調べ
キレイライン矯正の場合、動的治療終了後の1年間は20時間以上、歯列に後戻りが認められなければ2年目以降は就寝時を含み8時間以上、リテーナーの装着をお願いしています。
保定装置料は上下・22,000円~66,000円、保定観察料はクリニックによって異なりますので、詳細は通われる提携クリニックにお問い合わせください。
部分矯正をするには、これらの診察代や検査・観察費用などに加えて装置代がかかります。
「そんなに一度に払えない……」と思う方もいるかもしれませんが、矯正歯科治療の料金は必ずしも全額を一度に払わなければならないわけではありません。
◆ 支払い方法が気になる方は、こちらも読んでみてくださいね。
結局いくら?前歯を対象に治療するキレイライン症例を見てみよう
実際に部分矯正をした場合、他の人はいくらかかったのか気になりませんか?
ここでは、「この1本だけ」「前歯だけ」治療したいと考えている方のために、キレイライン矯正で治療した方の症例画像とともに、かかった費用や治療期間なども紹介していきます。
どのような治療をして総額でいくらかかったのか、参考として見てみてくださいね!
【症例1】すきっ歯
※掲載している症例写真は、2024年4月のキレイライン矯正リニューアル以前に治療終了された患者様のものです。
現在の治療費用・再診料・追加治療費用とは異なります。新しい料金設定やリニューアルについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
- 治療期間:約4ヶ月半
- 治療回数:4回
- キレイライン費用:176,000円
- 再診料(4回):13,200円
- 追加治療:なし
※効果には個人差があります。
【症例2】出っ歯、ガタガタの歯並び
※掲載している症例写真は、2024年4月のキレイライン矯正リニューアル以前に治療終了された患者様のものです。
現在の治療費用・再診料・追加治療費用とは異なります。新しい料金設定やリニューアルについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
- 治療期間:約9ヶ月
- 治療回数:5回
- キレイライン費用:231,000円
- 再診料(6回):19,800円
- 追加治療:拡大床(上下)88,000円
※効果には個人差があります。
※拡大床は、キレイライン矯正による矯正歯科治療の一環ではありません。患者様のご要望や症状により医師の判断のもと行われる「クリニックの治療」に該当しますので、詳細は提携クリニックに直接ご確認ください。
【症例3】クロスバイト、ガタガタの歯並び
※掲載している症例写真は、2024年4月のキレイライン矯正リニューアル以前に治療終了された患者様のものです。
現在の治療費用・再診料・追加治療費用とは異なります。新しい料金設定やリニューアルについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
- 治療期間:約9ヶ月
- 治療回数:7回
- キレイライン費用:319,000円
- 再診料(5回):16,500円
- 追加治療:拡大床(上下)88,000円
※効果には個人差があります。
※拡大床は、キレイライン矯正による矯正歯科治療の一環ではありません。患者様のご要望や症状により医師の判断のもと行われる「クリニックの治療」に該当しますので、詳細は提携クリニックに直接ご確認ください。
【症例全体にかかる注記】
◆価格・期間の表記について
・治療回数を元に最新の料金を記載、期間は実際にかかった治療期間を記載しています。
・上記に記載している各症例の治療費用は、コースで購入した場合の費用です。1回ずつ購入したい場合は1回44,000円の費用になります。コースを組み合わせたほうが、費用が安くなります。
・上記に記載している各症例の治療費用・追加治療費用・再診料以外に、初回検診料3,300円〜、およびリテーナー費用22,000円~66,000円(上下)が別途発生します。
・初回検診料の金額は提携クリニックにより異なりますので、予約画面にてご確認ください。
・再診料は、1回の来院につき3,300円で計算しています。再診料(保定治療期間中を含む)は提携クリニックにより異なりますので、詳細は通われるクリニックにお問い合わせください。
・来院回数は、コース契約・追加治療なしの場合の最短の来院スケジュールで計算しています。来院回数は提携クリニックによって異なる場合があります。また歯科医師の診断により、来院回数が変更になる可能性があります。
◆追加治療について
・追加治療(拡大床・IPR・アタッチメント・削合・ラミネートベニア・ホワイトニングなど)には別途料金がかかります。これらはキレイライン矯正による矯正歯科治療の一環ではなく、患者様のご要望や症状により医師の判断のもと行われる「クリニックの治療」に該当します。詳細は、提携クリニックに直接ご確認ください。
・拡大床・IPR・アタッチメント以外の追加治療につきましては、対応していない提携クリニックもあります。追加治療をご希望の方は事前にクリニックへお確かめください。
◆追加治療の費用について
・拡大床の費用は、全キレイライン提携クリニック一律で片顎22,000円です。ただし、拡大床はキレイライン矯正による矯正治療の一環ではなく、医師の判断のもと行われる「クリニックでの治療」に該当しますので、料金以外の詳細につきましては通われる提携クリニックへお問い合わせください。
・IPR(歯の側面を削る治療)は、1回の処置につき3,300円で計算しています。クリニックによって費用が異なりますので、詳細は通われる提携クリニックにお問い合わせください。
◆ホワイトニングについて
・掲載している症例は、ホワイトニング併用の場合も含みます。ホワイトニングの追加費用は算出しておりませんのでご注意ください。
・キレイライン矯正をご契約いただいた場合、ホワイトニング剤最低1本が料金に含まれます。ただし、16歳未満の方へのホワイトニングは推奨しておりません。そのため、年齢によってはホワイトニング剤のお渡しを控えさせていただく可能性があります。2本目以降はクリニックによって費用が異なりますので、詳細は提携クリニックにお問い合わせください。
・ホワイトニングはアタッチメント(追加治療)との併用はできません。ホワイトニング剤の使用タイミングは歯科医師までご相談ください。
◆その他
・お写真はすべて患者様の許可を得て掲載しています。
・掲載している症例は、治療中の方も含みます。
・症例写真に関するご不明点やご質問がありましたら、下記フォームよりお問い合わせください。
https://kireilign.com/contact
「私の歯はいくらぐらいかかりそう?」「治療期間はどのぐらいかかる?」とお悩みの方は、まずはキレイライン矯正の初回検診で相談してみませんか?
◆ 部分矯正の詳しい治療範囲や効果、方法についてはこちらで説明しています。
部分矯正の相場を理解して自分にあった料金プラン・治療法を見つけよう!
部分矯正には、「ワイヤー表側矯正」「ワイヤー裏側矯正」「マウスピース矯正」の主に3つの治療方法があります。
それぞれにメリット・デメリットはありますが、費用をまとめてみると、おおよそ次の値段が目安(※)となります。
※自社調べ(2022年8月 国内で矯正治療を行っている210クリニックおよび16ブランドを調査)
◆ ワイヤー表側矯正(部分)
15万~60万円程度※治療本数による
◆ ワイヤー裏側矯正(部分)
30万~70万円程度※治療本数による
◆ マウスピース矯正
20万~45万円程度
患者様の症状やクリニックの治療方針、マウスピース矯正であればブランドなどによっても料金は異なりますが、この範囲内でおさまる場合が多いようです。
ただし、上記は矯正装置のみの値段であり、治療費の総額ではないので注意が必要です。
治療開始前~治療中には、矯正装置の他に次のような料金がかかります。
◆ 診断料
無料〜約16万5,000円
※内容はクリニックにより異なります
◆ カウンセリング料
無料~約6,600円
◆ 装置処置・調整料
無料〜約1万3,200円
※来院ごとに発生します
◆ 再診料
無料~約3,300円
※来院ごとに発生します
また、治療が終わっても「後戻り」を防ぐにはリテーナー(保定装置)の装着が必要です。
治療終了後の保定治療期間にかかる費用の目安は次の通りです。
◆ 保定装置料
無料〜約9万9,000円
◆ 保定観察料
無料〜約5,500円
※来院ごとに発生します
これらを参考にして、どのような治療方法が自分に合っているのか、支払い方法なども含めて通院する歯科クリニックで相談してみてくださいね。
たとえ気になる歯が1本だけであっても、前歯の歯並びの悪さは気になってしまうもの。
「口元に自信がないから笑顔になれない」という方も、コンプレックスに感じていた前歯の歯並びが整えば、今よりもっと魅力的な自分に出会えるかもしれません。
勇気をもって一歩を踏み出して、心から笑顔になれる日をめざしてみませんか?
※本記事は2024年4月時点での公式情報を元に編集したものです。最新の情報とは異なる可能性がありますので、ご注意ください。
※保険適用外の自由診療となります。
※掲載している料金はすべて税込み価格です。