キレイライン公式ブログ担当の小田です。
一度始めると短ければ数ヶ月、長ければ3年以上治療期間が必要となる「大人の歯科矯正」。
※治療期間はあくまでも目安です。装着する矯正装置の種類や、治療の範囲、歯の状態、年齢等により大きく変わります。
「歯科矯正って何年も治療する必要があるよね…」
「何年も矯正装置をつけて生活するなんて…途中で挫折してしまうかもしれない…」
このような不安を抱え、治療に踏み出せない方も多くいらっしゃいます。
歯科矯正は治療方法や歯の移動距離、治療範囲などにより、治療に必要な期間が大きく異なります。
そこで今回は、代表的な歯科矯正の治療期間について詳しく解説します!
自分に合った歯科矯正を見つけるためにも、代表的な歯科矯正の方法や費用、治療期間を把握し、比べてみましょう。
私はキレイライン公式ブログ担当ではありますが、フラットな目線で歯科矯正の治療期間についてご紹介していきます。
【大人の歯科矯正】装置の種類・治療範囲別の平均期間は?
一般的に歯科矯正の治療期間は、抜歯など行いながら歯を広い距離動かす場合は治療期間が長くなり、歯を動かす距離が短ければ治療期間も短くなります。
◆ 歯を動かす範囲別の平均的な治療期間目安
- 部分矯正:2ヶ月〜1年半程度
- 全顎矯正:1年〜3年程度
治療期間は歯列矯正装置の違いや、歯並びの症状によっても大きく異なるので、あくまでも目安として、歯科矯正を選ぶ際の参考にしてくださいね。
◆ 治療方法別の平均的な治療期間目安
- 表側矯正:1年〜3年程度
- 裏側矯正:1年半〜3年程度
- マウスピース矯正:2ヶ月〜3年程度
歯を動かす範囲による違い【部分矯正・全顎矯正】
奥歯を含む歯の全体を矯正する「全体矯正」の場合、治療期間は1〜3年程度。
「前歯のみ」など、「部分矯正」の場合は、2ヶ月〜1年半程度の期間治療します。
※治療期間はあくまでも目安です。装着する矯正装置の種類や、治療の範囲、歯の状態、年齢等により大きく変わります。
【治療方法別】目安の治療期間比較一覧表
治療方法 | 治療範囲 | 治療期間 | 費用 |
---|---|---|---|
表側矯正 | 奥歯を含む全体 | 1〜3年程度 | 50〜90万円程度 |
裏側矯正 | 奥歯を含む全体 | 1年半〜3年程度 | 90~140万円程度 |
マウスピース矯正 | 奥歯を含む全体 | 1〜3年程度 | 40~100万円程度 |
マウスピース矯正 | 主に前歯上下12本~20本 | 2ヶ月〜1年6ヶ月程度 ※症状や治療範囲による | 20~45万円程度 |
※「現状の歯並びの状態」や「どこまで歯をキレイにしたいか(ご本人様の希望)」により治療回数、総額は変動いたします。
※治療期間には個人差があります。
※1 5回コース、追加治療なしで治療した場合の最短治療期間です(保定治療期間は含みません)。
※2 治療費用には別途、初回検診料、再診料、リテーナー費⽤がかかります。
表側矯正(マルチブラケット法・唇側矯正・ワイヤー矯正)の期間
治療期間:1〜3年程度(奥歯を含む全体の治療が可能)
長い歴史があり、最も一般的な装置を利用した歯科矯正方法。
歯の表側の表面に器具(ブラケット)を着け、ブラケット同士をワイヤーでつなぎ歯を動かしていきます。装置は自分で好きな時に取り外すことができません。
一般的な金属タイプのほか、目立たないセラミックタイプの器具などを使用したもの(審美ブラケット)もあります。
裏側矯正(マルチブラケット法・舌側矯正)の期間
治療期間:1年半〜3年程度(奥歯を含む全体の治療が可能)
表側矯正と同様ブラケットとワイヤーなどの装置を、歯の裏側に取り付ける方法。
こちらも一般的な金属タイプのほか、目立たない器具を使ったタイプも選ぶことが可能です。
歯の内側につけるため目立たない矯正方法ですが、難易度が高く、歯科医師の高い技術が必要となります。
マウスピース矯正の期間
治療期間:2ヶ月〜3年程度(治療範囲による)
取り外しが可能な透明のマウスピースを、決められた時間装着し、歯を動かしていく矯正方法。
治療計画に沿って歯型を採取し、歯の動きや、かける力が計算され作製されたマウスピースを装着することで、歯が少しずつ動いていきます。
治療完了まで段階を踏みながら複数枚のマウスピースを換え、歯を動かしていきます。
キレイライン矯正の場合、治療期間の目安は2.5ヶ月~1年ほど。
自分の歯並びだと、どのくらいの治療期間になるか気になる方は、初回検診でお気軽にご相談ください。
※キレイライン矯正の目安費用は19.8万円~46.2万円です。別途、再診料、リテーナー費⽤がかかります。詳しくはこちらをご確認ください。
※初回検診にかかる費用は提携クリニックによって異なります。
矯正治療は日々進化中
ご紹介した歯科矯正の方法は代表的な矯正治療方法です。
このほかにも、外科矯正やインプラント矯正、アンカースクリューを用いた矯正など、さまざまな種類の歯列矯正があります。
また最近では、より短い治療期間で矯正治療を終わらせるために、先進機器を導入して無駄のない治療計画を立てたり、ワイヤー矯正とマウスピースのコンビネーション治療を行ったりと、矯正治療は日々進化を続けています。
歯列矯正の期間には、矯正治療期間と保定治療期間の2種類がある
歯科矯正にかかる期間には、矯正装置を使って治療する「歯を動かす期間」と、治療後に動かした歯を保定する「保定治療期間」の2つがあります。
歯科矯正の治療期間(歯を動かす期間)
矯正装置を装着し、歯を動かす治療をする期間のこと。
一般的にいわれる「歯の矯正期間」とは、この歯が動くまでの期間のことをいいます。
保定治療期間
歯列矯正終了後に何もしないでいると、動かしたばかりの歯は元の位置へ戻ろうとします(これを「歯の後戻り」といいます)。
この「後戻り」を防ぐために、キレイライン矯正に限らず、どの矯正歯科治療でもリテーナー(保定装置)を装着する必要があります。
キレイライン矯正の場合、動的治療終了後1年間は20時間以上、歯列に後戻りが認められなければ2年目以降は就寝時含めて8時間以上、装着していただくようお願いしています。
せっかくきれいになった歯並びが少しでも後戻りしないように、リテーナーでしっかりと歯を保定しましょう。
なんで長い?歯科矯正治療に時間がかかる理由
そもそも歯はどうやって動くの?
下のイラストは、通常の歯の状態。
歯と歯を支える骨「歯槽骨」の間には、クッションのような組織「歯根膜」があり、歯根膜は一定の厚みで保たれています。
矯正装置を装着し歯に弱い力が加わると、かかった力が歯根膜に伝わります。
すると動く方向側の歯根膜が縮み、反対側の歯根膜が引き伸ばされます。
歯根膜には、一定の厚さを保とうとする性質があるため、縮んだ歯根膜は元の厚さに戻ろうとし、伸びた歯根膜は元の厚さに縮もうとします。
- 縮んだ方の歯根膜⇒元の均一な厚さに戻ろうとする
方法:「歯根膜のすぐ横にある骨を溶かして歯根膜を広げよう!」と、骨を溶かす細胞(破骨細胞)の働きが活発に。
- 伸びた方の歯根膜⇒元の厚さに縮もうとする
方法:「伸びた分、骨作ってしまおう!」と、骨を作る細胞(骨芽細胞)が活発に。
骨を溶かす細胞(破骨細胞)+骨を作る細胞(骨芽細胞)の働きで、歯根膜の厚みが元に戻りました。
これを繰り返すことで、力がかかる方向に歯が動いていきます。
このように、力をかける⇒骨が壊され、骨ができるのを待つを繰り返すことで、歯が動きます。
「少しずつ力をかけるのではなく、強い力を一気にかけたら、そのぶん早く歯が動くのでは?」
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、歯は、強い力を一気に与えたからといって、早く動くわけではありません。
また、もし無理やり強い力を与えてしまうと、歯茎や神経が壊れてしまったり、歯根が溶けたりといった取り返しのつかないダメージを残す可能性もあります。
歯を動かす痛みをできるだけ少なく、歯にダメージを与えずに移動させるには、ゆっくりと緩やかな力をかけていく必要があるのです。
キレイライン矯正は比較的痛みを感じにくいマウスピース矯正。
※ 痛みには個人差があります。
歯科矯正中の痛みが不安……そんな方はキレイライン矯正の提携医院でカウンセリングを受けてご相談してみてはいかがでしょうか。
※キレイライン矯正の目安費用は19.8万円~46.2万円です。別途、再診料、リテーナー費⽤がかかります。詳しくはこちらをご確認ください。
※初回検診にかかる費用は提携クリニックによって異なります。
矯正治療を早く終わらせるために気をつけたい3つのポイント
治療前に歯科医師から伝えられる治療期間は、どの方法も目安であり最短の治療期間です。
油断したりトラブルが起きたりすると、予定よりも治療が延びてしまう可能性があります。
予定通りに治療を完了させるために、治療中はご紹介する3つのことに注意しましょう。
決められた装着期間を守る
マウスピース矯正の方は、1日20時間前後装置を装着する必要があります。
※装着時間はマウスピース矯正の種類により異なります
取り外しが可能なので、ワイヤー矯正よりも歯磨きや食事がしやすいのですが、装着時間を守らなかったり、着け忘れてしまうとうまく歯が動かず治療が長引いてしまう可能性出てきてしまいます。
マウスピース矯正を選んだ方は、決められた装着時間を必ず守るようにしましょう。
虫歯や歯周病にならないように注意
歯列矯正中は歯に装置をつけた状態が続くため、虫歯ができやすくなっています。
虫歯ができると治療は一旦ストップ。治療を中断して虫歯治療が必要になる場合も。
※マウスピース矯正の場合は、矯正治療中に虫歯治療ができる場合もあります
特にワイヤー矯正の場合、通常装置の取り外しを行いません。
装置をつけたまま食事や歯磨きをすることになるので、通常より虫歯ができるリスクが高まります。
普段以上に口内環境に注意し、虫歯ができないよう予防しましょう。
キレイラインのマウスピース矯正は、食事や歯磨きのときに自分でマウスピースを着け外しができるというメリットがあります。
※ マウスピースは1日20時間以上の装着が必要です。
マウスピースを外せばいつも通りにお口のお手入れができて、飲食に制限もありません。
長い歯列矯正期間も今まで通りのライフスタイルを維持したい方にもおすすめですよ。
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※治療期間には個人差があります。
※5回コース、追加治療なしで治療した場合の最短治療期間です(保定治療期間は含みません)。
※キレイライン矯正の目安費用は19.8万円~46.2万円です。別途、再診料、リテーナー費⽤がかかります。詳しくはこちらをご確認ください。
※初回検診にかかる費用は提携クリニックによって異なります。
リテーナー(保定装置)は必要不可欠
油断してリテーナーを装着しないと、せっかく長い時間をかけて整った歯が元に戻ってしまいます。
保定治療期間は必須です。治療終了後は必ず歯科医師から指示のあった期間リテーナーを装着するようにしましょう。
歯科矯正の治療期間は2ヶ月〜3年程度!自分に合う方法で最短の治療完了を目指そう
「歯科矯正は何年もかかる」
昔からそんな印象が強い歯科矯正ですが、最近は技術や装置の質が進歩し、短い期間での歯科矯正治療が可能になってきています。
今日ご紹介したとおり、治療期間は選ぶ装置や治療範囲により異なります。
(キレイライン矯正の期間を詳しく知りたい方は、こちらの記事をぜひご覧ください)
少しでも治療期間を短く、リーズナブルに歯科矯正を始めたい……。
そう考えているなら、ぜひキレイライン矯正にお任せください!
キレイライン矯正は治療期間が最短で2.5ヶ月、1回4.4万円からはじめられるリーズナブルな価格が魅力のマウスピース矯正。
コース払い | 都度払い | 差額 | |
---|---|---|---|
1回 | ー | 4.4万円 | ー |
5回 (軽度の方) | 19.8万円 | 22万円 | △2.2万円 |
10回 (中等度の方) | 33万円 | 44万円 | △11万円 |
15回 (中等度以上の方) | 46.2万円 | 66万円 | △19.8万円 |
※追加治療(拡大床、IPR、アタッチメントなど)には別途料金がかかります。これらはキレイライン矯正の一環ではなく、患者様のご要望や症状により歯科医師の判断のもと行われる「クリニックによる追加治療」です。詳細は、提携クリニックに直接ご確認ください。
※リテーナーは症状等により22,000~66,000円の別途費用がかかります。詳しくは提携クリニックにお問い合わせください。※上記に記載している費用以外に、初回検診料3,300円~、および来院1回につき3,300円程度の再診料が別途発生します。金額は提携クリニックにより異なりますので、予約画面または通われるクリニックにご確認ください。
キレイライン矯正は治療期間が最短で2.5ヶ月、1回4.4万円からはじめられるリーズナブルな価格が魅力のマウスピース矯正。
まだキレイライン矯正を始めるか決められない…という方も大歓迎!
\お近くのクリニックを探して予約/
もちろん相談だけでも大丈夫です。
お気軽に初回検診で歯並びの悩みをお聞かせくださいね。
※本記事は2024年7月時点での公式情報を元に編集したものです。最新の情報とは異なる可能性がありますので、ご注意ください。
※保険適用外の自由診療となります。
※掲載している料金はすべて税込み価格です。