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虫歯予防におすすめのマウスウォッシュは?気になる成分の効果・注意点を詳しく解説

最終更新日: 公開日:
この記事を監修した医師
戸谷考洋先生

戸谷考洋先生

戸谷歯科クリニック 院長

【経歴】
大阪市立大学医学部細菌学 医学博士
公立九州歯科大学 口腔インプラント科 歯学博士

【資格・所属学会】
日本外傷歯学会 指導医
アジア国際外傷歯学会理事
日本歯周病学会 日本臨床歯周病学会
本歯科審美学会 日本補綴学会
臨床研修指導歯科医 大阪府警察歯科医
ほか

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キレイライン公式ブログ担当の小田です。

ぶくぶくとうがいをするだけで、お口の中をスッキリと清潔に保つことに役立つマウスウォッシュ。

しかし、マウスウォッシュの効果にはお口のリフレッシュや口臭ケアから、配合成分による虫歯予防や歯周病予防までさまざまな種類があって、どれを選ぶべきか迷ってしまいますよね。

実はマウスウォッシュは「目的に合った選び方」と「正しい使い方」がとても大切。

例えば「フッ素配合」アイテムを選ぶことで、大人も子供も効果的に虫歯予防ができるのです。

また、マウスウォッシュの正しい効果を得るには、「歯みがきとの併用」が重要。

「しっかり歯みがきはしているけど、もっとお口のすみずみまでケアしたい」という方にピッタリのアイテムなのです。

そこでこの記事では、マウスウォッシュの効果や使い方、目的に合った選び方までていねいにご紹介。

ぜひ、あなたにピッタリのマウスウォッシュ選びの参考にしてみてくださいね。

先におすすめアイテムをチェックしたい方は、こちらからどうぞ。

【大人用・子供用】おすすめのマウスウォッシュ

家族の虫歯予防に!フッ素入りおすすめのマウスウォッシュ

マウスウォッシュ(洗口液)の本当の役割を知っていますか?

マウスウォッシュに関心のあるあなたは、口腔ケアへの意識が高く、日頃から清潔なお口をキープしているのではないでしょうか。

しかし、「マウスウォッシュの本当の役割」はご存じですか?一緒におさらいしてみましょう。

虫歯予防に有効?マウスウォッシュの効果

実は、マウスウォッシュは「うがいをするだけで歯みがきの代わりになる」…というような万能アイテムではありません。

あくまで、歯みがきで落としきれない汚れにアプローチしたり、フッ素ケアの手助けをしたりするもの。虫歯予防や口臭予防の基本は「正しい歯みがき」なのです。

マウスウォッシュを正しい歯みがきと併用することで、配合成分により以下のような効果が期待できます。

期待できる効果の例

  • お口のトラブルにつながる原因菌の殺菌
  • むし歯の予防
  • 口臭の予防
  • 歯茎トラブルの予防
  • 歯周病の予防
  • 歯垢の沈着を防ぐ

市販のマウスウォッシュ・デンタルリンスの違い

 

市販されている液体のオーラルケア製品をよく見ると、「マウスウォッシュ」「デンタルリンス」に分かれています。

今回この記事ではマウスウォッシュのみについて詳しく見ていくのですが、両者の違いについて簡単に確認しておきましょう。

どちらも食べかすや歯の汚れなどを洗い流し、口臭・むし歯・歯周病などを予防する効果が期待できますが(※)それぞれ使い方が違います。

※配合成分による

主な使い方・活用方法

マウスウォッシュ(洗口液)

歯みがきの仕上げとしてブラッシング後に使う

お口のリフレッシュ目的など、単体でも使用可能

歯みがき後から、次の歯みがきまでの一時的なお口のケアとしてもおすすめ

デンタルリンス(液体歯磨き)

歯磨き粉の代わりに使用する

基本的に使用後のブラッシングが必須

研磨剤が含まれていないので、歯の表面や歯茎を傷つけずに優しくケアしたいときにおすすめ

マウスウォッシュは歯みがきをした後の仕上げに使い、デンタルリンスは歯磨き粉のように使うので、かなり使い方に違いがありますね。

しかし、どちらにも共通している使い方もあります。

使用後は水ですすがなくてもよい

お口全体を浄化するはたらきがあるため、就寝前に使うのが特におすすめ

ちなみに「外出時など一時的に口臭ケアをしたい」というときは、マウスウォッシュを選ぶのが正解。

マウスウォッシュでの口臭ケアについてはこちらの記事で詳しくご紹介しているので、あわせて参考にしてみてくださいね。

マウスウォッシュ(洗口液)の選び方

「歯みがき後の仕上げとして」「手軽にお口をさっぱりさせたいときのケアとして」おすすめなマウスウォッシュ。

では、どんなマウスウォッシュを選べばよいのでしょうか。

実は、市販のマウスウォッシュには、分類が大きく2つあります。

  • 薬用成分を含まない「化粧品」
  • 薬用成分を含む「医薬部外品」「医薬品」

どちらも、お口をリフレッシュさせたり、一時的に口臭をケアしたりできます。

さらに「医薬部外品」と「医薬品」は配合されている成分によって、お口のトラブルにつながる原因菌の殺菌や、むし歯・歯周病予防効果も期待できるのです。

この記事では、「医薬部外品」と「医薬品」のみに絞ってご紹介します。

商品パッケージやパッケージ裏の成分表を確認し、あなたの求める効果が期待できるものを正しく選んで、お口のケアに役立てましょう!

虫歯予防に有効な成分が配合されていること

口臭やむし歯などにつながる「お口のトラブルの原因菌」。

殺菌成分入りの薬用マウスウォッシュは、そんな原因菌にはたらきかけます。

しかし、どの殺菌成分も同じはたらきをするわけではありません。

主にイオン系と非イオン系の2種類があり、特徴が異なります。

表で、特徴の違いや使うタイミングのおすすめをチェックしましょう。

 イオン系非イオン系
主な殺菌成分◆グルコン酸クロルヘキシジン(CHG)
◆塩化セチルピリジニウム(CPC)
◆塩化ベンゼトニウム(BTC)など
◆ポビドンヨード(PI)
◆エッセンシャルオイル(EO)
◆イソプロピルメチルフェノール(IPMP)など
特徴歯面やバイオフィルムの表面に付着し、外側から抗菌作用を発揮
口臭や新しく歯垢が付着するのを防ぐ
バイオフィルムの中に浸透して、内側から抗菌作用を発揮
口臭やさらなる歯垢の蓄積、歯周病を防ぐ
おすすめの使用タイミング歯みがき後の仕上げとして
就寝前
歯みがき後から次の歯みがきまでの間
口臭を感じたなど一時的にリフレッシュしたいとき
効果時間殺菌効果が長続きしやすい
清潔なお口を長時間キープしたいときに役立つ
殺菌効果が持続しにくい
素早く口臭ケアしたいときに役立つ

どちらの方がより優れている、ということはありません。

使うシーンや目的によって、殺菌成分を確かめながら使い分けるのがおすすめです。

そもそもバイオフィルムって何

バイオフィルムとは、歯の表面についた菌などの微生物の集合体のこと。

多くの場合、微生物によって作られた粘着質の膜で覆われています。

バイオフィルムは薬剤に対して抵抗性があるため、ブラッシングなどの物理的な除去を行うことが効果的

どんなマウスウォッシュも、残念ながら単体では歯みがきの代わりにはならないのです。

バイオフィルムを含む歯垢(プラーク)の除去について、詳しくはこちらの記事をチェックしてみてください。

虫歯予防にとくにおすすめな成分はフッ素

虫歯予防のためにマウスウォッシュを活用したいなら、フッ素配合の商品が特におすすめです。

殺菌成分は文字通り、虫歯菌や歯周病菌を「殺菌」してくれます。今あるお口の中の菌にはたらきかけますが、「歯」そのものに対しては作用しません。

一方でフッ素は、次のはたらきが期待できます。

初期虫歯を修復する「再石灰化」を促進

歯の表面のエナメル質を酸に強い性質に変え、むし歯への抵抗力を高める

また、虫歯菌のはたらきを弱めむし歯の原因となる酸が作られるのを抑制する(※)ことも確認されています。

※濃野要. フッ化物利用(概論). e-ヘルスネット. https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/teeth/h-02-006.html 厚生労働省. (2019)

このように歯の性質を強くし、再石灰化も促すことができるのがフッ素なのです。

フッ素は、大人と子供どちらにもおすすめ。その理由も確認しましょう。

 子供におすすめする理由

  • 歯の生え始めや、生え変わり時期の子供の歯はやわらかく、むし歯になりやすい
  • 乳歯でも永久歯でも、生えたばかりの歯はフッ素を取り込みやすい
  • 歯が生え始めた子供のうちからフッ素を活用することで、むし歯に負けない強い歯に導くことができる

 ◆ 大人におすすめする理由

大人特有の気づきにくいむし歯にも効果を発揮し、歯質を強化してくれる

大人のむし歯の特徴

  • 根面虫歯:歯の根っこが露出し、酸に弱い部分がむし歯になる
  • 二次虫歯:治療した歯の詰め物のすき間に歯垢がたまって起こる

歯ブラシなどが届きにくいところをフッ素でサポートして、むし歯に負けない強い歯を手に入れましょう。

フッ素入りのマウスウォッシュなら、うがいだけで手軽にお口の中にフッ素を行き渡らせることが可能。

とくに、フッ素が唾液で流されにくく、効果が長持ちしやすい夜のおやすみ前に活用するのがおすすめです。

フッ素入り歯磨き粉とマウスウォッシュの併用について

虫歯予防のためにフッ素入り歯磨き粉を使っている人も多いのではないでしょうか。

フッ素入り歯磨き粉と、マウスウォッシュを併用するときに気を付けたいポイントをチェックしておきましょう。

Q. マウスウォッシュを使うと、フッ素入り歯磨き粉の効果が薄れてしまわない?

A. 夜寝る前に使うマウスウォッシュの種類には注意が必要です。

夜は飲食もせず唾液の分泌も減るため、フッ素の効果を長くとどめておける時間帯。

虫歯予防効果を優先させたいなら、フッ素入りのマウスウォッシュを使いましょう。

口臭予防などを目的としたマウスウォッシュは避けるのがおすすめです。

日中は飲食の機会や唾液の分泌も多く、せっかくのフッ素もお口の中に長くは残りません。

お口のリフレッシュや口臭予防など、そのときの目的に合ったマウスウォッシュを使っても問題ありません。

Q. フッ素入り歯磨き粉とフッ素入りマウスウォッシュって、併用して大丈夫?

A. 用法用量を守って正しく使えば、フッ素の過剰摂取の心配などはありません。併用しても大丈夫です。

「歯医者でフッ素塗布をしている」「学校でフッ素洗口している」という場合でも、正しく使っていれば併用には問題ありません。

毎日できるフッ素ケアとして、歯磨き粉と同じようにフッ素入りマウスウォッシュを活用し、虫歯予防に役立ててください。

その他、好みや悩みに合わせて

マウスウォッシュは商品によって特徴が違うため、あなたや家族の好み、目的に合わせて選びましょう。

例えばこんな特徴がありますよ。

アルコール配合かノンアルコールか

アルコール配合のマウスウォッシュは清涼感が強く、使用後のスッキリ感が高め

しかし、ピリピリした刺激や辛さを感じることもあり、苦手意識のある方もいるのでは。

用法用量を守れば問題ありませんが、使いすぎると唾液が減少し、むし歯や口臭などが起こりやすくなることもあります。

アルコール成分が心配な方は、刺激の少ないノンアルコールのマウスウォッシュがおすすめ。

ノンアルコールだと薬用成分の効果が落ちる、ということはありませんので、好みで選んで大丈夫です。

特に、刺激に敏感なお子様にはノンアルコールタイプがおすすめです。

フレーバーのタイプ

マウスウォッシュのフレーバーはスッキリとしたミント系が主流です。

しかし、お子様向けや女性向けの商品には、フルーツフレーバーやフローラル系のフレーバーもあります。

毎日使うものなので、使うのが楽しくなるような好みのフレーバーを選びたいですね。

【大人用・子供用】おすすめのマウスウォッシュ

ここからは、おすすめのマウスウォッシュをご紹介していきます。

まずは「フッ素無配合で、口臭対策や虫歯予防などに役立つマウスウォッシュ」をご紹介します。商品ごとに効果が違うので、目的にあわせて選んでみてください。

大人向けと子供向け、それぞれ年齢にあわせて見ていきましょう。

【大人用】ウエルテック コンクールF(医薬部外品)

出典:https://www.weltecnet.co.jp/products/concool/concoolf/

  • 内容量:100mL(希釈タイプ)
  • 有効成分:クロルヘキシジングルコン酸塩液(CHG)
  • メーカー希望患者価格:1,100円

希釈タイプでアルコール配合のマウスウォッシュ。ミント味のさわやかなフレーバーが特徴。水で薄めて使うため1回あたり1.4円~2.8円とコスパがよく、アルコールのピリピリ感が少ないのもポイントです。ぶくぶくうがいができるお子様なら使用可能。

イオン系の薬用成分CHGは、最長12時間殺菌効果が持続。清潔なお口を長くキープしたい方におすすめです。虫歯菌などの細胞膜の表面を破壊し、抗菌効果を発揮します。さらに、歯の表面に吸着し、新しい歯垢の再付着も予防するのです。

緑茶抽出液「フラボノイド」配合で、気になる口臭もしっかりケア。高い殺菌力で、さまざまなお口のトラブルを予防する「歯科専売品」のマウスウォッシュです。歯科クリニックのほか、大手通販サイトなどでも購入できますよ。

【大人用】オキナ 薬用マウスウォッシュ ロングスピン X

出典:https://www.long-spin.com/

  • 内容量:14mL×100個
  • 有効成分:塩化セチルピリジニウム(CPC)
  • 実勢価格:2,310円※編集部調べ

イオン系の殺菌成分、塩化セチルピリジニウム(CPC)配合のマウスウォッシュ。歯周病菌や虫歯菌などに幅広くはたらきかけ、気になる口臭も予防します。CPCはお口の中のタンパク質と結合するため、お口に長くとどまって効果を発揮するのもポイント。

1つ14mL入りのポーションタイプで、かさばらずに持ち運びしやすいのも嬉しいですね。出先でお口の中が気持ち悪い時や、口臭が気になるときに、サッとすすぐだけで手軽にケアできます。

奈良県・吉野の水を精製して使用した、水からこだわりのあるマウスウォッシュです。

【大人用】リステリン クールミントゼロ(医薬部外品)

出典:https://www.listerine-jp.com/mouthwash/antiseptic/listerine-cool-mint-zero-mouthwash

  • 内容量:1000mL/ 500mL/ 250mL/ 100mL
  • 有効成分:リステリン独自の4つの薬用成分(1,8-シネオール、チモール、サリチル酸メチル、ℓ-メントール)
  • 実勢価格:100mL 844円/500mL 525円/250mL 316円/100mL 250円※編集部調べ

天然由来の植物から発見された非イオン系の殺菌成分、4つのエッセンシャルオイル配合のマウスウォッシュ。有効成分が、細菌が作り出すバイオフィルムの内部へ浸透し、お口のトラブルの原因菌を殺菌します。

口臭予防はもちろん、歯垢の沈着も予防。どうしても歯みがきができない時や、食事と食事の間のケアに使うのもおすすめです。エッセンシャルオイルの効果により炎症を鎮めるはたらきが期待できるため、歯茎トラブルのひとつである歯肉炎も予防します。

また、ピリピリしにくいノンアルコール処方なので、辛さや刺激が苦手な方にもおすすめ。6歳以上のお子様も一緒に使えます。小さいお子様が開けにくい、安全キャップを採用。リステリンは白いキャップがノンアルコール処方なので、お店で探すときの目印にしてみてください。

【子供用】アース製薬 モンダミンKid’s

出典:https://www.earth.jp/products/mondahmin-kids-250-grape/index.html

  • 内容量:250mL
  • 有効成分:塩化セチルピリジニウム(CPC)
  • 実勢価格:372円※編集部調べ

お口の中に長くとどまるイオン系の殺菌成分「CPC」が、お口のすみずみまでサッと広がり、むし歯や歯周病、口臭の原因菌を殺菌。さらに、天然のコーティング成分「セラック」配合、歯を虫歯菌や酸から守る子供向けマウスウォッシュです。

ピリピリしにくいノンアルコール処方で、いちご味とぶどう味のジューシーなフルーツ風味。うがいの時間を楽しいものにしてくれます。3歳ごろのぶくぶくうがいができる年齢から使用可能。もちろん、「大人向けのミント味が苦手」という大人の方も使えます。

家族の虫歯予防に!フッ素入りおすすめのマウスウォッシュ

この項目では、マウスウォッシュを虫歯予防に役立てたい方向けに、「フッ素入りマウスウォッシュ」をチェックしましょう。

「ぶくぶく、ぺっ」とぶくぶくうがいが上手にできるお子様も一緒に使えるアイテムを厳選したので、家族みんなの虫歯予防に役立ててくださいね。

サンスター BUTLERエフコート

大人向け メディカルクール香味

出典:https://www.butler.jp/products/fcoatcool/

  • 内容量:250mL
  • 有効成分:フッ化ナトリウム(1mL中0.5mg)
  • 実勢価格:1,100円※編集部調べ

セルフメディケーション税制対象商品

さわやかなメディカルクールの香味が特徴のフッ素入りマウスウォッシュ。ぶくぶくうがいができる4歳のお子様から、大人まで幅広い世代で活用できます。

歯みがき後にフッ素入りマウスウォッシュを使うことで、フッ素の効果をお口の広範囲に行き渡らせることが可能。歯と歯の隙間や歯と歯ぐきの境目、咬み合わせ部分など、むし歯になりやすいところもしっかりケアできます。

フッ素入り歯磨き粉のように、使用後に水でゆすぐ必要がないため、フッ素がよりお口にしっかりとどまります。1日1回、おやすみ前などの使用がおすすめです。

子供も使える フルーツ香味

出典:https://www.butler.jp/products/fcoat/

  • 内容量:250mL
  • 有効成分:フッ化ナトリウム(1mL中0.5mg)
  • 実勢価格:1,100円※編集部調べ

セルフメディケーション税制対象商品

フッ素入りマウスウォッシュ「エフコート」の、フルーツ香味バージョンです。クールな使い心地が苦手な方や、小さいお子様も使いやすいマイルドタイプ。4歳から使用できます。

「メディカルクールの香味」と、内容量やマウスウォッシュとしての効果に違いはありません。あくまで香味の違いだけなので、毎日使いやすいものや好きな味のタイプで選べます。

ライオン クリニカ フッ素メディカルコート

出典:https://clinica.lion.co.jp/product/medicalcoat.htm

  • 内容量:250mL
  • 有効成分:フッ化ナトリウム(1mL中0.5mg)
  • 実勢価格:1,100円※編集部調べ

セルフメディケーション税制対象商品

ノンアルコールでピリピリしない、フッ素入りマウスウォッシュ。「ライチミント」のやさしい清涼感のある甘みで、大人も子供も家族みんなで使いやすいのが特徴です。

キシリトールによる甘みなので、甘さがあってもむし歯の原因にはなりません。ぶくぶくうがいができる4歳のお子様から使用可能1日1回、使い続けるほどに歯質を強化し、むし歯に負けない歯を作るのに役立ちます。

使った後は、水でのすすぎは不要。フッ素の効果をできるだけ長持ちさせるため、使用後30分は飲食しないようにするのがおすすめです。夜、おやすみ前の使用も効果的ですよ。

フッ素入りマウスウォッシュは、うがいをするだけの手軽な虫歯予防手段。いつものデンタルケアにプラスして、虫歯予防に役立ててください。

虫歯予防は色んなことに目を向けて手軽にできることから」の項目も参考にしてみてくださいね。

 

セルフメディケーション税制って

セルフメディケーション税制とは、医療費控除の特例です。

医師の処方せんがなくても薬局などで購入できるOTC医薬品の購入費用が高額になったとき、一定の条件を満たせばその購入費用分の所得控除を受けることができます。

【一定の条件とは】

  • セルフメディケーション税制対象商品を世帯の合計で1年間に12,000円以上購入している
  • 購入時のレシートを保存している
  • 申告を行う年に健康診断などを受け、その領収書又は結果通知表を保存している
  • 医療費控除を受けていない

マウスウォッシュの正しい使い方は?

おすすめのマウスウォッシュをチェックしたところで、マウスウォッシュの使い方についてもあらためて一緒に確認してみましょう。

歯垢(プラーク)を取り除いてから使うのが正解

マウスウォッシュは物理的に歯垢を取り除くことはできないため、基本的には歯みがきや舌みがきをして歯垢を取り除いた後に使いましょう。

マウスウォッシュの使い方手順

歯ブラシ・舌ブラシで歯垢を取り除く

POINT!デンタルフロスやタフトブラシを併用すると◎

マウスウォッシュを口に含み、製品の使用方法に従って約30秒ほどぶくぶくうがいをして吐き出す

POINT!吐き出した後は、水でうがいをしないこと

2~3秒ぶくぶくしただけではせっかくの薬用効果が発揮されにくいため、15秒以上は口に含んでおくようにしてください。

アルコール配合などで刺激が強く、長時間お口にとどめておけない場合は、ノンアルコールに変えてしっかりうがいをした方が効果的です。

また、歯垢を取り除くには、歯ブラシだけでは歯と歯の隙間、咬み合わせ部分、歯並びの悪い部分などをキレイに磨くのが難しいため、タフトブラシやデンタルフロスを併用するのがおすすめです。

タフトブラシなどを使った歯の正しい磨き方については、こちらの記事で紹介しているのであわせてチェックしてみてください。

お子様の歯みがき方法についておさらいしておきたい方は、こちらの記事をチェックしてみてくださいね。

マウスウォッシュを効果的に使うタイミングと頻度

マウスウォッシュの種類別に、おすすめの使用タイミングを確認しましょう。

イオン系殺菌成分入りマウスウォッシュ

歯みがき後にデンタルケアの仕上げとして使うのがおすすめです。

お口に残った歯磨き粉をよくすすいだ後、または30分程度時間をおいてから使いましょう。

実は、歯磨き粉で歯を磨いた直後にマウスウォッシュを使用すると、お互いの成分の効果を打ち消しあってしまう可能性があります。

また、たとえばフッ素入り歯磨き粉のフッ素の効果を優先したい場合は、マウスウォッシュは使わなくてOK。

口臭予防などマウスウォッシュの効果を優先したい場合は、しっかりすすいで歯磨き粉の成分が残っていない状態にしてから仕上げとして使いましょう。

イオン系殺菌成分が長時間お口にとどまり、殺菌効果を発揮してくれますよ。

非イオン系殺菌成分入りマウスウォッシュ

朝起きてすぐの口臭ケアや、外出時など歯みがきができない時の一時的なケアにおすすめです。

寝ている間は唾液が減り、お口の中の細菌が繁殖したり口臭が強くなったりする傾向にあるため、即効性が期待できる非イオン系の殺菌成分が役立ちます。

こちらもフッ素入り歯磨き粉で歯を磨いた場合、フッ素の効果を持続させるためにも直後の使用はできるだけ避けましょう。

食事と食事の間の口臭ケアなどにおすすめです。

紹介した主なマウスウォッシュ

【大人用】リステリン クールミントゼロ(医薬部外品) など

フッ素配合マウスウォッシュ

歯みがき後、1日1回、就寝前がおすすめです。

就寝中は唾液の分泌量が減り、虫歯菌が活動しやすくなる時間。しっかりフッ素コーティングして、虫歯予防に役立てましょう。

マウスウォッシュの使用上の注意点

1日に何度も使うのはNG

殺菌のためにと、1日何度も使うのは避けましょう。

唾液には粘膜保護や殺菌、初期虫歯を修復する再石灰化のはたらきがあり、マウスウォッシュを何度も使うとせっかくの唾液を流すことにつながります。

多くても1日2~3回までの使用にとどめましょう。

口内に傷があるときは治ってから

お口の中に傷があるときは、治るまで待ってからマウスウォッシュを使いましょう。

お口の中にできた傷や異変がなかなか治らない場合は、歯科医院に相談するのがおすすめです。

虫歯予防は色んなことに目を向けて手軽にできることから

むし歯は、予防できる病気と言われます。予防のためには、毎日の正しい歯みがきがとても重要。

しかしブラッシングだけで歯垢を完全に落とすことは難しく、デンタルフロスやタフトブラシで細かい歯垢を取り除き、

さらにマウスウォッシュで+αのケアをすることが大切です。

お子様の場合、保護者の方の仕上げ磨きがとても重要です。仕上げ磨きにお悩みの方がいましたら、こちらの記事をチェックしてみてくださいね。

また、甘いものばかり与えるのを避けたり、小さいうちから歯みがきの習慣をつけたりするのもお子様の時期の虫歯予防には効果的です。

さらには、「口呼吸」も要チェック。口呼吸によりお口の中が乾燥してしまうと、虫歯菌が繁殖しやすくなるのです。

あなたのお子様には、お口ポカンや指しゃぶりなど、口呼吸につながる癖はないでしょうか?

これらの悪習癖は歯並びの悪さにも関係してくるため、早めの改善がおすすめです。

もしお子様の悪習癖や歯並びに心配事があれば、一度キレイラインKIDSの提携クリニックにご相談ください。

キレイラインKIDS(キレイラインキッズ)は、3歳から12歳まで(※)のお子様向けの治療プログラム。悪習癖を改善につなげるトレーニングで、永久歯がキレイに生えそろうための土台作りをサポートします。

※初診時年齢は3歳~11歳、3歳~5歳は反対咬合の症状のみ適応。顎関節に症状があるお子さまは適応外です。
※キレイラインKIDS適応外と診断されても、年齢や症状によっては他の治療法のご提案が可能な場合があります。詳しくは提携クリニックにご相談ください。
※近い年齢で初回検診の受診を強く希望される場合は、予約フォーム内【その他・ご希望等】に記入のうえ、提携クリニックとご相談ください。

キレイラインKIDSについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。

正しく使えば虫歯予防の強い味方!マウスウォッシュを活用しよう

歯みがきの後に追加するだけで、よりお口の清潔度をアップしてくれるマウスウォッシュ。

フッ素配合商品なら、効果的に虫歯予防に役立ちますよ。

ぶくぶくうがいをするだけで手軽に使えるので、小さなお子様や高齢者の方でも使いやすいのが嬉しいですね。

「口臭や歯周病をしっかり予防したい」「歯みがきだけでは行き届かない汚れをケアしたい」「いつもお口を清潔に保ちたい」

そんな希望を叶えてくれるマウスウォッシュ。

ぜひあなたの目的に合った商品を使い、すこやかで清潔な口内環境づくりに役立ててください。

※本記事は2024年4月時点での公式情報を元に編集したものです。最新の情報とは異なる可能性がありますので、ご注意ください。
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