ホームホワイトニングのやり方・流れを紹介！注意点や施術期間を事前にチェック
キレイライン公式ブログ担当の小田です。
芸能人やインフルエンサーみたいな白い歯ってあこがれますよね。
「ホームホワイトニングなら自分で手軽にできるらしいから、やってみようかな」
と思っている方も多いと思います。
でも……
「やり方は難しいのかな？」
「本当に自分でできるかな？」
「面倒な手順はないの？」
と、不安があって、なかなか一歩を踏み出せないのではないでしょうか？
実はホワイトニングにはいくつか種類があります。
| オフィスホワイトニング | ホームホワイトニング | デュアルホワイトニング | セルフホワイトニング | 市販のホワイトニングキット | |
|---|---|---|---|---|---|
 |  |  |  |  | |
| やり方 | 歯医者さんで施術してもらう | 歯医者さんで薬剤を処方してもらって自宅で自分で施術する | オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用する | 専門のサロンで自分で施術する | 市販の薬剤を購入して自宅で施術する |
| 効果 | 本来の歯の色より白くできる | 本来の歯の色より白くできる | 本来の歯の色より白くできる | 本来の歯の色より白くできない（着色汚れを除去するのみ） | 本来の歯の色より白くできない（着色汚れを除去するのみ） |
ホームホワイトニングは、市販の薬剤を使うのではなく、歯医者さんで処方してもらった薬剤を使います。
本来の歯の色より白い歯をめざせるうえに、自宅で手軽にできる方法なんですよ！
この記事では、手軽に歯を白くしたいあなたのために、ホームホワイトニングのやり方を初歩から解説します。
ほかにも、
- ホームホワイトニングの始め方
- 施術に必要な時間
- 歯の白さを実感できるまでにかかる期間
- ホワイトニングを始める前に知っておきたい注意点
などもわかりやすく解説するので、ぜひ参考にしてくださいね！
【手順1】まずは歯医者へ！専用マウスピースとホワイトニングジェルの準備からはじめよう
ホワイトニングに使う薬剤には、
- 本来の歯の色より白くする薬剤
- 着色汚れを落として本来の歯の色に戻す薬剤
があります。
ホームホワイトニングで使う「本来の歯の色より白くする薬剤」は歯科クリニックでしか取り扱うことができないため、ホームホワイトニングをしたい方は、まずは歯医者を受診する必要があります。
ここでは、歯医者を受診するところから薬剤を受け取るまでの流れを紹介します。
①歯科医院でカウンセリングを受ける
まずはホームホワイトニングを取り扱っている歯科医院を受診して、カウンセリングを受けます。
また、お口の中を検査し、むし歯・歯周病などの問題がないかも確認します。
問題がなければ、どの程度の歯の白さを希望するのか、シェードガイドという色見本を見ながら決めていきます。
②治療経過を記録するための写真撮影
ホームホワイトニングの効果を確認できるように、治療前にお口の中の写真を撮影します。
治療後に写真を見比べると、ホワイトニング効果を実感しやすいですよ。
③歯のクリーニング
実際にホワイトニングを始める前に、歯の表面の歯石や着色汚れをクリーニングで除去します。
汚れを取り除くことで、ホワイトニングの効果をより高めることができます。
④ホームホワイトニング専用のマウスピースを作成
ホームホワイトニングは、歯列を覆うマウスピースの中にホワイトニングジェルを入れて行います。
そのため、歯科医院で歯型を採取し、ホームホワイトニング専用のマウスピースを作成してもらいます。
◆ ホームホワイトニングのマウスピースについては、こちらでくわしく解説しています。
⑤マウスピースとホワイトニングジェルの受け取り
完成したマウスピースとホワイトニングジェルを歯科医院で受け取って手順などの説明を受けると、いよいよホームホワイトニングの開始です！
※年齢によってはホワイトニング剤のお渡しを控えさせていただく可能性があります。
※16歳未満の方へのホワイトニングは推奨しておりません。
【手順2】自宅でのホームホワイトニングのやり方・流れ
マウスピースとホワイトニングジェルを受け取ったら、自宅でホワイトニングを始めます。
具体的なホームホワイトニングのやり方をひとつひとつ紹介するので、確認していきましょう。
①まずは歯磨きをする
ホワイトニングの前には、歯みがきをして歯の表面をきれいな状態にしておきます。
歯に汚れが付着しているとホワイトニング効果を期待しにくくなってしまうので、忘れずに歯みがきをしてください。
②ホワイトニングジェルをマウスピースの内側につける
マウスピースの内側にホワイトニングジェルを入れていきます。
かならず歯科医師に指示された使用量を守り、歯1本分ずつ丁寧にジェルをつけましょう。
③マウスピースを装着して指定された時間待つ
ホワイトニングジェルをつけたマウスピースを歯に装着します。
このとき、ジェルの量が多すぎるとマウスピースからあふれて歯ぐきについてしまうことがあります。
そのままにしておくと歯ぐきが白くなったり炎症を起こしたりしてしまう可能性があるため、あふれたジェルはティッシュペーパーなどで拭き取っておきます。
長時間装着したら効果は高まる？
早く歯を白くしたくて、マウスピースを装着する時間を長くしたり、就寝中にホワイトニングをしたりすればいいのでは？
と思うかもしれませんが、マウスピースの装着はかならず歯科医師から指定された時間を守ってください。
ホワイトニングの時間が長すぎると、知覚過敏になってしまうおそれがあります。
また、就寝中にホワイトニングのマウスピースを装着していると、薬剤が喉に落ちてしまったり、歯ぎしりをしてマウスピースを破損したりしてしまう可能性もあるため、注意が必要です。
④マウスピースを外して歯の表面のホワイトニングジェルを落とす
指定時間が経過したら、マウスピースを外して歯の表面についているホワイトニングジェルを落とします。
歯に薬剤が付着していると汚れがつきやすいので、歯ブラシで丁寧にブラッシングをしてください。
⑤マウスピースをきれいに洗う
マウスピースも歯ブラシでブラッシングをして、残ったホワイトニングジェルを落とします。
このとき、熱いお湯で洗浄するとマウスピースが変形してしまうおそれがあるため、必ず水で洗うようにしましょう。
また、マウスピースを傷つけないようにやさしい力でブラッシングをすることも大切です。
最後にティッシュペーパーなどでマウスピースの水分を拭き取ったら、専用のケースに保管してホームホワイトニングの終了です。
ホームホワイトニングの頻度や期間について
ホームホワイトニングを始めるとしたら、施術する頻度やいつまで続けるのかも気になるところですよね。
ホワイトニングの頻度や施術期間は、薬剤の種類や患者様の口腔内の状態、希望される歯の色などによっても異なりますが、おおよそ次を目安にするとよいでしょう。
ホワイトニングの頻度
ホワイトニングは基本的に毎日行います。1回のホワイトニングにかかる時間は、30分〜2時間程度です。
ホワイトニングに必要な期間
個人差はありますが、2週間ほどで効果を実感する方が多いようです。
◆ ホームホワイトニングの頻度や期間については、こちらでくわしく解説しています。併せて読んでみてくださいね。
ホームホワイトニングには注意点も！事前にチェックしておこう
ホームホワイトニングを行うにあたって、いくつか注意してほしいこともあります。
とくに次の3つは始める前に理解しておきたいところなので、これからホームホワイトニングを始めたい方は、チェックしておきましょう。
①歯が痛む場合がある
ホームホワイトニングに使われる薬剤には、「過酸化尿素」という成分が配合されています。
過酸化尿素には歯の色素を分解する働きがある一方で、歯の表面にある「ペリクル」という保護膜を一時的に除去する作用もあります。
ペリクルには歯を刺激から守るという役目があるため、ホームホワイトニングによってペリクルが失われると、歯に痛みや刺激を感じやすくなったり、知覚過敏を引き起こしたりしてしまう可能性があります。
また、歯にヒビがあったりむし歯などがあったりする場合も、施術中に薬剤がしみたり痛みを感じたりすることがあります。
もしホームホワイトニング中に強い痛みを感じたら、無理にホワイトニングを続けずに、ホワイトニングジェルを処方してもらった歯科クリニックを受診してください。
◆ ホワイトニングの痛みについては、こちらでくわしく解説しています。
②ホームホワイトニング後は着色しやすい
ホームホワイトニング後の歯は、歯を保護している「ペリクル」が除去された状態のため、色の濃い飲食物の色素が沈着しやすいです。
ペリクルは唾液に触れることで少しずつ修復されていきますが、元に戻るのに48時間程度かかるといわれており、それまでは着色しやすい飲食物は避けた方がよいでしょう。
ホームホワイトニングの場合、1日1回施術するため、ホワイトニングを始めてからホワイトニング最終日の翌日までは次のような飲食物は極力控えることが推奨されています。
！着色しやすい飲食物！
- コーヒー
- 紅茶
- 赤ワイン
- カレー
- チョコレート
- ブルーベリー
- ケチャップ
- ソース
- 醤油
- タバコ
なお、ホワイトニングの効果は永遠に続くものではありません。
時間とともに元の歯の色に戻っていくため、ホームホワイトニングの効果は半年～1年ほどといわれています。
白い歯を長く維持したい方は、歯科医師と相談しながら定期的にホワイトニングを継続するとよいでしょう。
◆ ホームホワイトニング中の食事については、こちらでくわしく解説しています。
③人によってはホームホワイトニングができない場合も
ホームホワイトニングはすべての方ができるわけではありません。
下記に当てはまる方や該当する歯はホームホワイトニングができないため、事前に歯科医師に相談することをおすすめします。
！事前に歯科医師に相談を！
- 18歳未満の方
- 知覚過敏の方
- 妊娠中および授乳中の方
- むし歯や歯周病がある方
- 歯にヒビがある方
- 無カタラーゼ症の方
- エナメル質や象牙質の発達がじゅうぶんでない歯
- 詰め物や差し歯などの人工の歯
◆ ホームホワイトニングについては、こちらでさらにくわしく解説しています。
◆ ホワイトニングの効果については、こちらでくわしく解説しています。
ホームホワイトニングのやり方をマスターして白い歯を手に入れよう！
ホームホワイトニングは、歯科クリニックでホワイトニングジェルを処方してもらって、自宅で施術するホワイトニングです。
手軽にできて、しかも元の歯の色より白い色をめざせるため人気ですが、より効果的に行うには正しいやり方を守ることが大切です。
また、ホワイトニングで痛みを感じたり、後戻りしたりといった、事前に知ってほしい注意点もいくつかあります。
これらをあらかじめ知っておくと、痛みを感じた時や後戻りした時に対処しやすくなりますよ。
この記事で紹介した、正しいホームホワイトニングのやり方や注意点を理解して、あこがれの白い歯をめざしてくださいね！
せっかく白い歯をめざすなら……
同時に整ったキレイな歯並びもめざしてみませんか？
「キレイライン矯正」では、矯正歯科治療とホームホワイトニングを同じマウスピースでできますよ。
目立ちにくい透明のマウスピースを使うので、歯列矯正を周囲に気づかれたくない方にもおすすめ。
さらに2,000円相当のホワイトニング剤が料金に含まれます！
気になる方はお気軽にキレイライン矯正提携クリニックの初回検診でご相談くださいね。
「まずは話を聞いてみるだけ……」という方も歓迎です。
※キレイライン矯正をご契約いただいた場合、ホワイトニング剤最低1本が料金に含まれます。
※アタッチメント（追加治療）との併用はできません。ホワイトニング剤の使用タイミングは歯科医師までご相談ください。
※16歳未満の方へのホワイトニングは推奨しておりません。そのため、年齢によってはホワイトニング剤のお渡しを控えさせていただく可能性があります。
※本記事は2024年4月時点での公式情報を元に編集したものです。最新の情報とは異なる可能性がありますので、ご注意ください。
※保険適用外の自由診療となります。
※掲載している料金はすべて税込み価格です。
