キレイライン公式ブログ担当の小田です。
歯並びにコンプレックスを抱えている方の中でも、出っ歯に悩んでいる方は多いですよね。
厚生労働省によって行われている『日本人の不正咬合の調査』によれば、出っ歯は叢生(そうせい・ガタガタの歯並びのこと)に次いで2番目に多い不正咬合であると報告されています。
日本人の12.9%、実に10人に1人以上は出っ歯であるということに。
※厚生労働省 平成23年歯科疾患実態調査日
グラフは、厚生労働省e-ヘルスネット「不正咬合の種類と実態」をもとに、独自に作成しています。
「この出っ歯って、押せば治るんじゃない…?」
「矯正費用は高いし、自分で治せたらいいのに」
鏡を見ながら、そんなふうに考えたことがあるのではないでしょうか。
出っ歯の矯正治療も、自分で出っ歯を押すやり方も、歯に力を加えて動かすという意味では同じように思えるかもしれません。
しかし、出っ歯を自分で押すやり方は物理的に歯を押し込んだだけに過ぎません。
矯正治療のように歯を動かす位置や方向、動かすペースを制御できないため正しく歯並びを治したとはいえないのです。
無理やり歯を押すことで、歯の寿命を短くしてしまうリスクさえ含んでいます。
では、出っ歯を自力で治すことはできないのでしょうか?
この記事では、自分で出っ歯を治すことによるリスクや、今すぐできる出っ歯を悪化させないための予防策、費用を抑えながらできる歯列矯正についてご紹介します。
「出っ歯を押してたら治った」そのとき何が起きている?
出っ歯を押したからといって歯並びが治るわけではありませんが、ネット上では「出っ歯を押してたら治った」という真逆の情報も見つかります。
どちらが正しいのかわからず混乱してしまいますよね。
ここでは、キレイライン矯正公式ブログとして、矯正歯科治療の専門的な視点から「出っ歯を押してたら治った」というのはどういう状態なのかということについて解説します。
見えないところでこんなことが!
まずは自分で歯を押すのではなく、矯正治療で正しく歯を動かすときのメカニズムを見てみましょう
歯列矯正で歯が動くメカニズム
歯は歯ぐきの中にある「歯槽骨(しそうこつ)」という骨によって支えられています。
歯と歯槽骨の間にあるのは「歯根膜(しこんまく)」という組織で、コラーゲン繊維を多く含み、クッションのような役割をしてくれます。
歯列矯正では、この2つのはたらきによって歯が動いていきます。
① 矯正の力によって歯根膜が伸縮する
矯正器具によって歯に力が加わると、動かしたい方向にある歯根膜は縮み、反対側の歯根膜は引っ張られて伸びます。
② 伸び縮みした歯根膜がもとの厚さに戻ろうとする
歯根膜はつねに一定の厚さを保とうとする性質があるため、伸縮した歯根膜はもとの厚みに戻ろうとします。
- 縮んだ歯根膜
骨を溶かす破骨細胞(はこつさいぼう)が活性化→縮んだ歯根膜の横の歯槽骨を溶かして歯根膜が厚くなる - 伸びた歯根膜
骨芽細胞(こつがさいぼう)が活性化→歯槽骨を作る細胞が活発に働いて新しい骨が作られる
③ 骨の破壊と再生を繰り返して歯並びを整えていく
歯槽骨を溶かしたり新たに作ったりしながら、歯根膜はもとの厚さに戻ります。
矯正治療ではこの性質を利用することで、歯並びを整えていきます。
ただし、歯槽骨の破壊と再生には時間がかかるため、ゆっくりと少しずつ力を加えて歯が安定しているか確認しながら治療を進めていく必要があります。
自分で歯を動かそうと力を加えるときには、歯列矯正のように何週間、何ヵ月もの間、ゆっくりと時間をかけてわずかな力をかけ続けることは難しいですよね。
「出っ歯を押していたら治った」ように感じたとしても、見えないところで大きな負担があるのです。
力ずくで歯を押すリスク・デメリット
つぎに、力ずくで歯を押すことによってどんなリスクやデメリットがあるのかを確認してみましょう。
歯を力ずくで動かしてしまうリスク⚠ |
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・歯の神経や歯槽骨がダメージを受ける ・歯の根っこが短くなったり溶けたりする ・間違った方向に歯が動いて歯並びが悪化する |
許容範囲を超えて歯に力を加えることによって、このようなリスクやデメリットを背負う可能性があります。
歯の健康を損なうだけでなく、最悪の場合には歯が抜けてしまったり、手術が必要になるほどのリスクを抱えてしまったりすることも。
仮に問題なく歯を動かせたように見えても、歯並びを悪くしている根本原因が解消されたわけではないので、矯正治療をしたとき以上に後戻りしやすくなります。
気軽な気持ちで始めたことが思ってもないリスクを抱える原因となり、「歯列矯正をするよりも費用がかかってしまった…」なんて後悔しきれませんよね。
歯はただ動かせばいいのではなく、歯槽骨の生まれ変わりに合わせて治療を進めていくことが大切。
骨が再生するペースは年齢や性別などによって個人差が大きいので、歯科医師の診察が欠かせないのです。
軽度の出っ歯なら、歯列全体ではなく一部分だけの治療で済む「部分矯正」で治る可能性があります。
歯は一生動くものなので、大人になったからといって諦める必要はありません。
まずは、歯科医師に相談してみましょう。
そして、すでに自分で歯を押して出っ歯を治したと思っている方へ。
いまは歯並びが整ったように見えているかもしれませんが、歯の根っこや歯槽骨がダメージを負っているかもしれません。
将来の歯の健康を守っていくために、一度歯科医院で診察を受けてみてください。
やってはいけない!ネットで広がる「自力で出っ歯を治す方法」
自力で出っ歯を治す方法は、SNSでも散見されます。
なかには人気タレントの体験談や出っ歯の治し方の動画などもあり、自分も自力で出っ歯を治せるかもしれないと錯覚してしまうかもしれませんね。
根拠のない情報に振り回されないためにも、正しい知識を身につけましょう。
信じてやるのはNGな「出っ歯の治し方」
YouTubeやTikTokなどで、出っ歯を自分で治す方法として紹介されていたのがこちら。
- 指やアイスの棒で前歯を押す
- 割り箸をくわえる
- 出っ歯を治すトレーニングをする
Yahoo!知恵袋でも、自分で出っ歯を治す方法についての質問がいくつも見つかりました。
「歯列矯正をするお金がない」「家族の理解が得られない」など理由はさまざまですが、多くの方が出っ歯を自分で治せないかと考えたことがあるようです
自分で出っ歯を押して治そうとするのはリスクを伴います。
まずは歯科医師に相談のうえ、歯列矯正や手術を検討してみてください。
少しでも出っ歯を目立たなくする方法はないの?
自分で出っ歯を治そうとするのはおすすめできませんが、今以上の歯並びの悪化を防ぐことはできます。
出っ歯を悪化させないために自分でできる予防策と、そもそもどうして出っ歯になってしまうのかという原因も合わせて解説していきます。
必見!これ以上出っ歯を悪化させないための予防策
出っ歯になってしまう原因として、お口まわりの悪いクセが影響していることがあります。
- 爪噛み
- 頬づえ
- 舌で前歯を押す
- 口呼吸
- 悪い姿勢
- 指しゃぶり
この中でも、とくに気をつけたいのは口呼吸。
口呼吸が習慣になってしまうと、口まわりの筋力が低下することにつながります。
口まわりの筋力が落ちてしまうと無意識に口が開いてしまったり、舌が下あご側に落ちて前歯を押してしまったりして出っ歯が悪化することも。
口元をキュッと引き締めるために、手軽にできるトレーニング「あいうべ体操」を取り入れてみましょう。
お口まわりのトレーニング(口腔筋機能療法:MFT)あいうべ体操
- 「あー」と遠くの人に呼びかけるように大きく口を開ける。
- 「いー」と前歯を全部見せるつもりで大きく口を横に広げる。
- 「うー」とタコの口のように、唇を前に突き出す。
- 「べー」と舌をできるだけ下方向に出す。
あいうべ体操は1〜4を1セットとして、1日30セットを目標に続けてみましょう。
ただし、口呼吸の原因が鼻づまりの場合は先に耳鼻科を受診してみてください。
花粉症や鼻炎など、鼻呼吸をしづらい状態を作ってしまっている根本的な原因を治療することで、スムーズに口呼吸できるようになることがあります
出っ歯(上顎前突)の原因
出っ歯の原因のひとつにお口まわりの悪いクセがありますが、実は出っ歯は、原因によって「骨格性上顎前突」と「歯槽性上顎前突」の2種類に分類されます。
◆ 骨格性上顎前突(こっかくせいじょうがくぜんとつ)とは?
骨格性上顎前突は、日本人に多く見られる症状です。
- 上顎の骨が過剰に発育している
- 下顎の発育が悪いため、上顎が前に突き出ているように見えてしまう
後者は歯並びがよくても、相対的に出っ歯に見えてしまうというケース。
成長期から治療することで、抜歯や手術をせずに下顎の発達を促して出っ歯を改善できることがあります。
また、生まれつき前歯が大きい方は、ほかの歯が生えるスペースが不足して重なるように生えてしまい、結果として出っ歯になってしまうことがあります。
骨格性上顎前突は遺伝による影響が大きく、歯列矯正だけでなく手術を伴う外科的治療が必要な場合もあります。
◆ 歯槽性上顎前突(しそうせいじょうがくぜんとつ)とは?
歯槽性上顎前突は、骨格的には問題がないのに前歯が傾斜することで突き出てしまう症状です。
先ほど紹介したような口呼吸、爪噛みなどのお口まわりのクセが原因となるので、出っ歯の治療をしながら悪い習慣を治す必要があります。
ほかにも、歯が欠損したまま放っておくことで、空いたスペースに周囲の歯が移動して歯並びが悪くなることがあります。
移動するときに歯が倒れるので、結果として出っ歯になってしまうことも。
◆ 出っ歯が原因で、口元がもこっとして見える口ゴボになってしまうことも。出っ歯と口ゴボの関係についてはこちらからどうぞ。
◆ 出っ歯を改善してEラインが整うことで、理想の横顔に近づけるかもしれません。「Eラインってなに?」という疑問は、こちらの記事で解説しています。
お金がないけど出っ歯を治したい!軽度なら費用が抑えられる部分矯正がおすすめ
出っ歯を自力で治すのは難しいとわかっていても、歯列矯正を始めるのはハードルが高いですよね。
「費用が高くてできない」「大がかりな治療はしたくない」など、それぞれ考えることがあるのではないでしょうか。
そんな方に検討してほしいのが、部分矯正です。
軽度の出っ歯であれば治すのは前歯の一部だけなので、費用を抑えつつ、比較的短期間で治療が済むというメリットがあります。
「少し出っ歯」の基準って?どこからが重度になる?
軽度の出っ歯といわれても、自分の歯並びがどの程度の症状なのかはよくわからないですよね。
出っ歯の程度は、オーバージェットの量で測ることができます。
オーバージェットとは?
上の前歯の先端〜下の前歯の水平的な面までの距離のことを、オーバージェットとよびます。
上の前歯が下の前歯よりも前方にあればプラス、逆であればマイナスとなります。
自分でオーバージェットを測るときは、端からスタートしている定規を使うのがおすすめ。
ただし、上記はあくまでも簡易的なセルフチェック方法で、症状を正しく把握するためには歯科医師の診察が必要となります。まずは歯科医院を受診してみましょう。
歯列矯正の種類と費用・期間の目安
歯列矯正の種類はワイヤー矯正以外にも、矯正装置が目立ちにくい裏側矯正やマウスピース矯正などがあります。
とにかく早く簡単にという場合はセラミック矯正という方法も。
また、費用を抑えたい場合には「前歯だけ」を部分的に治療する部分矯正も選択肢に入るでしょう。
ここでは軽度の出っ歯を治療するための歯列矯正にはどんな種類があるのか、どのくらいの費用や治療期間がかかるのかということをまとめてみました。
マウスピース矯正
マウスピースを使用して歯並びを整える矯正方法。
治療できる範囲はブランドによって異なりますが、キレイライン矯正では上下の前歯を対象としています。
ひとりひとりに合わせたマウスピースを作製し、マウスピースを交換しながら少しずつ歯を移動させていきます。
透明で目立ちにくく、取り外しができるので口腔内ケアがしやすいというメリットも。
※ブランドによって決められた装着時間を守る必要があります。キレイライン矯正では、1日20時間以上の装着が必要です。
治療範囲 | 目安費用 | 目安期間 | |
---|---|---|---|
全顎 | 奥歯を含む全体 | 40万~100万円程度 | 1年~3年程度 |
部分 | おもに上下前歯12~20本を中心とした範囲 | 20万~45万円程度 | 2ヶ月~1年半程度 (※症状や治療範囲による) |
※治療期間には個人差があります。
※保定期間は含みません。すべての矯正歯科治療において、治療終了後は後戻りを防ぐため保定期間が必要です。
※2022年キレイライン調べ
ワイヤー矯正
歯の表側にブラケットという装置を取りつけ、ワイヤーを通して力を加えながら歯を動かしていく矯正方法です。
軽度から重度まで幅広い症状に適応できます。
ワイヤー矯正を行っている歯科医院も多いため、自分に合うクリニックを見つけやすいというメリットも。
ワイヤー矯正には、審美ブラケットやホワイトワイヤーなどを使用した方法もあります。
透明や白色の装置なので、人目が気になるけどワイヤー矯正をしたいという方におすすめ。
ただし、金属製の装置を用いたワイヤー矯正よりも費用は高くなります。
治療範囲 | 目安費用 | 目安期間 | |
---|---|---|---|
全顎 | 奥歯を含む全体 | 50万~90万円程度 | 1年~3年程度 |
部分 | 片顎4~6本や上下前歯など装置を着けた部分のみ | 15万~60万円程度 | 3ヶ月~1年半程度 (※症状や動かす歯の本数による) |
※治療期間には個人差があります。
※保定期間は含みません。すべての矯正歯科治療において、治療終了後は後戻りを防ぐため保定期間が必要です。
※2022年キレイライン調べ
裏側矯正
ブラケットとワイヤーを用いる矯正方法ですが、歯の表面ではなく裏側に装置を取りつけることから裏側矯正とよばれています。
装置が目立ちにくいため、人目を気にせず矯正治療をしたい方におすすめ。
ただし、費用は表側矯正よりも高くなります。
少しでも費用を抑えたい場合は、ハーフリンガル矯正という方法もあります。
上の歯列を裏側矯正、下の歯列を表側矯正にする方法で、装置の目立ちにくさと費用の軽減を両立できます。
治療範囲 | 目安費用 | 目安期間 | |
---|---|---|---|
全顎 | 奥歯を含む全体 | 90万~140万円程度 | 1年半~3年程度 |
部分 | 片顎4~6本や上下前歯など装置を着けた部分のみ | 30万~70万円程度 | 6ヶ月~1年半程度 (※症状や動かす歯の本数による) |
※治療期間には個人差があります。
※保定期間は含みません。すべての矯正歯科治療において、治療終了後は後戻りを防ぐため保定期間が必要です。
※2022年キレイライン調べ
セラミック矯正
セラミック矯正は、ワイヤー矯正、マウスピース矯正などの自分の歯を動かして整えていく矯正歯科治療とは異なる治療です。
気になる歯だけを削ってセラミックの被せ物をする方法で、短期間できれいな歯を手に入れられます。
矯正治療では改善がむずかしい、歯の色・形・大きさを変えたい方にもおすすめ。
ただし、健康な歯を削らないといけないというデメリットもあります。
通常の歯列矯正と同じく、保険適応外の自由診療となります。
ジルコニア セラミック | ハイブリッド セラミック | オール セラミック | メタルボンド | ラミネート べニア | |
---|---|---|---|---|---|
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材質 | 人工ダイヤモンド | セラミックとレジンの合成 | セラミック | 内側金属 外側セラミック | セラミック・ジルコニア |
費用の目安(1本あたり) | 8万~13万円程度 | 4万~12万円程度 | 10万~15万円程度 | 5万~15万円程度 | 4万~13万円程度 |
治療期間の目安 | 1ヶ月~3ヶ月程度 | 1ヶ月~3ヶ月程度 | 1ヶ月~3ヶ月程度 | 1ヶ月~3ヶ月程度 | 1ヶ月~3ヶ月程度 |
※歯科医院によって取り扱うセラミックの種類や治療範囲は異なります。
※費用の目安は歯科医院により異なります。
※治療期間は神経治療が必要になった場合などによって前後することがあるため、あくまでひとつの参考としてご覧ください。
◆ 出っ歯の部分矯正についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
今さら聞けない…大人の出っ歯矯正の疑問
ここでは、「出っ歯を治したいけど、あと一歩を踏み出せない」という方に向けて、あらためて質問しづらい大人の出っ歯矯正の疑問をまとめてみました。
歯列矯正することで得られるメリットと、出っ歯でいることのデメリット。
高額な治療費を払えない場合はどうしたらいいかなど、なんとなく抱えている疑問を解消しましょう。
歯列矯正のメリットってなに?
歯並びが整って理想の自分に近づけるのは大きなメリットですが、それ以外にも出っ歯の矯正治療にはこんなメリットがあります。
- 歯みがきがしやすくなる
- 歯周病・口臭・むし歯などの予防になる
- 口呼吸ではなく鼻呼吸をしやすくなる
- 自分に自信を持てるようになる
歯並びのガタガタが少なくなるので、歯ブラシをしっかり歯に当てて磨けるようになります。
歯間ブラシやフロスでのお手入れもしやすくなり、むし歯・歯周病・口臭などの原因となる菌をきちんと除去できるように。
また、出っ歯が治ることで口をきれいに閉じられるので、口呼吸から鼻呼吸に改善しやすくなります。
コンプレックスが和らげば、自分への自信にもつながりますね。
出っ歯のままでいるデメリット
- 歯周病・口臭・むし歯などのリスクが高まる
- 口呼吸になりやすい
- 外傷を受けやすい
- 胃腸に負担がかかりやすい
デコボコが大きい出っ歯は、こまかい部分まで磨きにくいというデメリットがあります。
また、出っ歯は口を閉じにくいので口呼吸になりやすく、口内が乾いて唾液の分泌が低下しやすくなります。
これらが原因となり、歯周病・口臭・むし歯などのリスクが高まることも。
ほかにも、前歯の傾きが強い場合は前歯をぶつけやすく、外傷を受けやすくなります。
咀嚼もしづらいため、胃腸に負担がかかりやすくなる方もいます。
こうした出っ歯のデメリットを解消するためにも、ぜひ矯正治療を検討してみましょう。
高い治療費はどうやって払う?
いざ出っ歯の治療をしようと思っても、「みんな現金でまとめて払ってるの?分割払いはできるの?」と不安は尽きないですよね。
結論からいえば、治療費は現金で一括払いしなくても大丈夫なことが多いです。
分割払いに対応している歯科医院も多く、デンタルローンを使えば月々の支払いが数千円で抑えられることも。
※クレジットカード払い・デンタルローンは18歳以上(高校生を除く)が対象となり、詳しい支払い方法や規約はクリニックにより異なります。詳しくは通院予定のクリニックへご相談ください。
◆ それでも、「どうしても負担が大きい」「できるだけ費用を抑えながら、コンプレックスだけ治したい」という方は、こちらの記事をチェックしてみてください。
10~30万円くらいの予算でどこまで歯並びを整えられるのか、現実的にイメージしやすくなると思います。
歯は一生もの!見た目と健康を保ちつつ出っ歯の改善をめざそう
ネットで目にする「出っ歯を押してたら治った」という話。
記事内でも説明しましたが、出っ歯を押して治そうとするのは大きなリスクを伴うのでやめましょう。
ただし、出っ歯を悪化させないように予防することは自分でもできます。
以下のようなクセがないか見直して、改善してみましょう。
check✓
- 爪噛み
- 頬づえ
- 舌で前歯を押す
- 口呼吸
- 悪い姿勢
- 指しゃぶり
口まわりをキュッと引き締める「あいうべ体操」もおすすめです。
テレビを見ながらでも簡単にできるので、ぜひ毎日の習慣に取り入れてみてください。
出っ歯をきちんと治したいなら、まずは歯科医師に相談してくださいね。
キレイラインでも、初回検診であなたのお悩みをくわしくお聞きしています。
出っ歯の矯正治療のこと、費用の心配、治療にかかる期間など、なんでもお気軽にご相談ください。
※本記事は2024年7月時点での公式情報を元に編集したものです。最新の情報とは異なる可能性がありますので、ご注意ください。
※保険適用外の自由診療となります。
※掲載している料金はすべて税込み価格です。