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口ゴボとは?口元もっこりの原因や治す方法

口ゴボとは?口元もっこりの原因や治す方法

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キレイライン公式ブログ担当の小田です。

「私ってもしかして口ゴボなのでも、口ゴボってどんな状態なぜなるの

「口ゴボ」というのは病気の名前でもなく、医学的な用語でもない呼び方です。

何かの正式名称ではないワードですが、SNSなどで多く目にするようになり気になっている方も多いですよね。

でも、口ゴボがどのような状態を指すのか、具体的に知っている方は少ないのも実情です。

そこで今回は、口ゴボとはどういう状態を指すのか、口ゴボの判断基準や特徴についてわかりやすくご紹介。

また、一番知りたい口ゴボの原因や治療方法もくわしく説明します。

自分では見えない横顔だからこそ、「口ゴボかも…」と悩みも深まりますよね。

もしご自身が口ゴボだったとしても、必ずしも美容整形をしなければならないということではありません。

歯列矯正で見た目を整えられる可能性もあるのです。

口ゴボの原因や治し方を知りたい方もぜひ最後まで読んでみてくださいね。

口ゴボってなに?どういう状態?

口ゴボ(くちごぼ)とは、唇を閉じた状態で横から見ると、口元がもっこり前へ出ている状態のことです。

ロコボ

口ゴボやゴボ口(ごぼぐち)とも呼ばれますが、いずれも「口元がゴボッと出ているように見える」というところから生まれた造語です。

正面から見ればそれほど出っぱってはいないものの、鼻から下がやや長い印象を持たれることもあります。

ここでは、口ゴボの見分け方や、なぜ口ゴボに見えるのかを詳しく説明します。

判断基準は口元がEラインよりも外側に出ていること

まずは、口ゴボかどうかの見分け方を知りたいですよね。

一般的に口ゴボと言われるのは、次のような状態を指します。

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  • 横から見たときに口元がモコっと盛り上がっている
  • 口唇が突き出して前に引っ張られている
  • 上下の唇を閉じると下顎に梅干しのようなシワができる

「口ゴボ」は医学的な用語ではないため明確な定義はありませんが、口ゴボかどうかを判断する基準として「Eライン」という言葉がでてきます。

Eラインとは

Eラインとは、鼻先とオトガイ(下顎の先端)を結んだ直線。

Eライン

鼻先からオトガイまでを一直線で結んだEラインよりも、口唇が前方に出ているかどうかが口ゴボの判断基準とされています。

理想的なEラインと口ゴボ

ただし、日本人の骨格は欧米人と比較して、鼻が低めで下顎先端が首に近いため、口唇にEラインが触れる程度でも基準内と考えて良いでしょう。

口ゴボ自体は病気ではないので、必ずしも治す必要があるわけではありません。

でも、美しい横顔の基準とされるEラインよりも口元が出っぱっているとコンプレックスに感じ、「写真は正面からしか撮りたくない、人が横に座るのが嫌だな…」などと思う方も多いようです。

横顔の美しさの規準となるEラインについて、もっとくわしく知りたい方はこちらの記事でチェックしてみてください。

歯並びはいいのに…なぜ口ゴボに見える?

「歯並びが悪いから口ゴボ」

と思われがちですが、歯並びは良いのに口ゴボに見えることもあります。

口ゴボは歯並びの良し悪しというよりは、歯がはえている角度や顎の骨格の問題なのです。

口ゴボは、歯や顎が前に出ている状態。医学的には「上顎前突」「上下顎前突」という症状が元になっている場合が多いです。

上顎前突・上下顎前突

上顎前突(じょうがくぜんとつ)

上の前歯が下の前歯よりも極端に前方に突出した状態のこと。

一般的に「出っ歯」と呼ばれる状態で、上顎の骨格が突出している場合や、歯だけが前方へ向いた角度で生えている場合などがある。

上顎前突(出っ歯)

上下顎前突(じょうげがくぜんとつ)

上下ともに前歯・あるいは顎の骨格自体が前方へ突き出している状態のこと。

咬み合わせには問題がなく、良い歯並びに見えることも多い。

上下顎前突

ほかにも、唇や人中(鼻のから上唇までのくぼんだ部分)など、口元の軟組織(皮膚や筋肉)の厚みによって、骨格や歯に問題はないのに口ゴボに見えることもあります。

次の項目では、口ゴボになる原因をくわしく解説します。

口ゴボになる根本的な原因は?

口ゴボになぜなるのか、根本的な原因には先天的要因と後天的要因の2つがあります。

  • 先天的要因
    骨格や歯の大きさなど、生まれつきのもの
  • 後天的要因
    幼少期の癖や日常的な習慣などによるもの

遺伝や骨格性の問題などの先天的要因

口ゴボになる先天的要因は、おもに骨格や歯に関わる遺伝的なものです。

  • 上顎の骨格が大きい
  • 下顎の骨格が小さい
  • 顎が前方へ出ている
  • 顎の骨格に対して歯が大きい
  • 生まれつき顎の骨格が小さい

骨格の大きさやバランス・歯の生え方や形など、生まれ持ったものが口ゴボの原因になることがあります。

口呼吸など、ちょっとした癖が影響する後天的要因

幼少期から発育する段階での習慣や癖が、口ゴボの後天的な要因になることもあります。

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  • 長期間にわたり指しゃぶりや爪を噛む癖があった
  • 舌で前歯を押す癖がある
  • やわらかいものばかり食べる食習慣で顎が十分に発達しなかった
  • 日常的に口呼吸をしている

指しゃぶりをしているときや爪を噛んでいるときは、舌で前歯を押した状態になります。

歯が内側から押し続けられると、外に向かって斜めになってしまうことも。

イラスト

固いものを好まず、やわらかいもの中心の食習慣も、顎の発達が遅れがちになり口ゴボの要因になる場合があります。

普段から口呼吸することにより、お口周りの筋肉のバランスに乱れが生じたり、筋肉自体が弱くなったりして口ゴボにつながるケースもあります。

また、鼻と喉の間にあるアデノイド(咽頭扁桃)が大きくなり、鼻呼吸を妨げられることで起きる「アデノイド顔貌」も、口元がモコっと盛り上がって口ゴボに似た見た目です。

アデノイド顔貌

アデノイドの肥大による口呼吸が口ゴボの要因になることもありますが、アデノイド顔貌自体は鼻疾患による病態として区別されています。

どうしたら口ゴボは治る?

とにかく口ゴボをどうにかしたい、そう悩む方にとっては治せるのか治せないのかがもっとも気になりますよね。

結論から言えば、先天的・後天的などの要因に関わらず、口ゴボは治療によって改善が可能です。

しかし、歯や骨格・軟組織など、それぞれの原因や程度によって治療法が異なります。

ここでは、矯正歯科治療をはじめとした口ゴボを治療する方法を紹介するので参考にしてください。

歯列矯正①ワイヤー矯正(表側・裏側)

ワイヤー矯正は、歯の表面にブラケットと呼ばれる装置にワイヤーを通し、ワイヤーの引っ張る力によって歯を動かしていく矯正方法です。

対応できる症状の幅が広いのがメリットで、笑った時に見える歯の表側に装置を取り付ける表側矯正と、裏側に装置を取り付ける裏側矯正があります。

どちらも歯を動かす仕組みは同じですが、「目立つのが嫌だな」という方には裏側矯正がいいですね。

ただし、裏側矯正は装置を取り付けるための高い技術が必要で、費用が高額になるケースが多い治療法です。

美容大国の韓国でも、このワイヤー矯正で理想のEラインを目指す治療が注目されています。

歯列矯正②マウスピース矯正

キレイラン矯正のマウスピース

※画像はキレイライン矯正のマウスピースです。

マウスピース矯正は、一人ひとりから採取した歯型を元にオーダーメイドで製作したマウスピースを装着して歯を動かす矯正方法です。

透明なマウスピースは着けたままでも目立ちにくく、痛みを感じにくいのがメリットです。

※痛みには個人差があります。

また、食事や歯みがきをするときにはマウスピースを取り外せるので、治療前と同じようにおいしいものを食べられて、お口の中を清潔に保ちやすいのも特徴です。

※1日20時間以上の装着が必要です。

歯列矯正だけで歯並びを治せない場合

骨格自体に問題がある場合は、顎の位置や角度を根本的に改善するための外科手術を併用するケースがあります。

突出している顎の歯を抜歯して口元を引っ込めるスペースを確保し、顎骨を切って奥側に移動させる手術です。

抜歯

手術の前後には、上下の顎のバランスや咬み合わせを整えるための歯列矯正も行います。

美容整形など矯正歯科治療以外の方法も 

唇や顎など軟組織の厚みが影響している口ゴボの場合は、美容整形が必要なケースも出てきます。

たとえば、厚みが薄い下顎に定期的にヒアルロン酸の注入を行ったり、鼻を高くしてEラインを整えたりする手術もあります。

Eライン

唇の厚みが原因なら唇を薄くする手術を、オトガイに梅干しのようなシワができていればボトックス注射をするなど、美容整形でも症状に合わせてさまざまな治療法が選択できます。

また、前歯の大きさが原因で口ゴボになっている場合には、自分の歯を削ってセラミックの被せ物をするセラミック矯正を行うこともあります。

セラミッククラウン

口ゴボを自力で治す方法はある?

「口ゴボを自力で治す方法を動画サイトやSNSで見たけど、本当に治るの

結論から言えば、口ゴボを自力で治すのは難しいです。

しかし、舌で歯を押す癖をやめたり、口呼吸をなるべく鼻呼吸にシフトしたりと、普段から改善するよう意識していけば口ゴボの悪化を防ぐことはできます。

自力で治そうとして歯や顎に強い力をかけていると、歯や歯の根っこに次のようなダメージを与える危険性があります。

危険

  • 歯並びが悪くなる
  • 歯の根っこが吸収されて短くなる(歯根吸収)
  • 歯がグラついて噛みにくくなる

口ゴボが治らないだけでなく、大切な歯の健康を損なってしまっては本末転倒ですよね。

治療のタイミングを逃さないためにも、矯正歯科で相談することが大切です。

歯列矯正で治せる状態の口ゴボか、まずは歯科医師に相談しよう!

口ゴボに悩んでいる方にとっては、とにかく治せるのか治せないのかが大問題です。

口ゴボの原因は、骨格歯並び口周辺の軟組織などとても複雑。

鏡を見ただけでは治療ができるかどうかを見極めることはできません。

また、治療の方法やどのくらいの費用がかかるのかなど、心配なこともたくさんありますよね。

口ゴボで悩んでいるならまずは矯正歯科を受診して、歯列矯正で治せる口ゴボかどうかを確かめてみましょう。

ご自身に合った治療法を見つけて悩みを解消してくださいね。

※本記事は2023年10月時点での公式情報を元に編集したものです。最新の情報とは異なる可能性がありますので、ご注意ください。

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