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噛み合わせに関する当社の見解

2020.02.25

キレイラインでは、噛み合わせについても考慮したデザインを行なっております。
しかしながら、噛み合わせの悪化が生じる可能性はゼロではありません。

マウスピース矯正による噛み合わせの悪化は、以下の3つが原因となります。
①〜③で多い順です。
それぞれの解説と、発生時の解決方法をご説明していきます。

① 矯正中に、動かしている途中の歯が他の歯に当たって深く噛めなくなる症状。

② マウスピースの厚みによって起こる、臼歯(奥歯)の圧下。
噛み締めが強い方で起こりやすく、マウスピースの厚み分、歯茎方向に力が加わるために引っ込んでしまい、外した時に噛み合わせが悪くなる症状です。

③ 拡大床で広がり過ぎて、または拡大床の当たる場所がズレてしまった事が原因で、歯列が外側に倒れ込んでしまう症状。

①については、すべての矯正治療で起こる一時的な噛み合わせの悪化です。むしろ、ワイヤー矯正の方がその症状は強く出る事が多いですが、ワイヤー矯正でも、マウスピース矯正でも、治療が進めば解消される一時的なものです。

キレイラインは、患者様がご予算や自分の納得できる歯列に合わせて治療終了を決定できるシステムですが、もちろん噛み合わせが悪化した治療途中状態での終了(リテーナー使用)はお勧めしませんし、場合によってはリテーナーを販売できません。
担当医師としっかり相談しながら、終了(=リテーナー開始)時期をご決断下さい。

②の症状は、ワイヤー矯正には無い、マウスピース矯正特有の二次的な歯の移動や反作用です。キレイラインに限らず、すべてのマウスピース矯正で発生します。
症状が認められた場合、使用するマウスピースの臼歯の咬合面をカットします。または臼歯部分を段階的に切り落とします。
矯正治療は、どんな治療方法でも、最低2年間(できれば夜間はそれ以降も)のリテーナーを使用しないと、元に戻ってしまいます。この元に戻る力を利用するリカバリー方法です。

③については、非常にまれですが、ワイヤー矯正、アライナー矯正ともに、拡大床を使用した場合に起こり得るリスクです。拡大床の使用を中止してマウスピースで締め付ける事によって、比較的容易にリカバリーできます。

キレイラインの治療は、他人からよく見える前歯を整える事を主目的としています。
しかしながら、当然の事ですが、その為に噛み合わせを代償とするようなデザインは行いません。

噛み合わせに関係する臼歯(奥歯)に関しては、拡大床を併用しながらの拡大方向への平行移動を基本としています。前歯を整えるためのスペース確保です。
確かに全顎ワイヤー矯正のような「噛み合わせに対する積極的な治療」は行っておりません。しかしながら、言い換えれば、積極的に動かしていないので上記①〜③のような理由以外の、「デザインによる悪化」は起こりえない、のです。
拡大床の使用も、上記の理由で上下セットでの使用を基本としています。(片側で使用されている方は、医師と技工士の相談の上、個別に影響無しと判断された症例ですのでご安心下さい)

安易に抜歯や健康な歯の削りを行う事なく、必要最低限にとどめ、健康を害する事のない治療を行っております。
これも、「噛み合わせ悪化」や「自分基準で治療を終了する事によるリスク」の軽減に役立っています。
抜歯してしまったら、その隙間が埋まるまでは終了できません。

キレイラインでは、もともとの噛み合わせが悪く「積極的な噛み合わせ治療」が必要な患者様には、ワイヤー矯正とのコンビネーション治療をお勧めしております。

これは、キレイラインでは全顎矯正はできない、という意味ではありません。
キレイラインでも、回数を重ねれば、他社の全顎矯正を謳うマウスピース矯正と同じ治療は可能です。
弊社では、人種もバラバラな歯型ビッグデータを頼りにしたAI治療より、日本の医師とマウスピース治療デザインの経験豊富な技工士が、画像診断し、歯根部の形状や長さ・顎骨の密度なども参考にしてデザインを行う方が、現時点では遥かに精密だと考えています。(AIを基本とした他社マウスピース矯正を受けられている方も、ご不安となる必要はございません。実際には、AIではなく、多くの部分が担当医の意見を反映して人力でデザインされています。AIだからできる、というのは間違っている、という意味です)

しかしながら、50回、60回と回数を重ね、長期間かけてマウスピース単独で全顎矯正を行うメリットは少ない、というのが弊社の考えです。
ワイヤー矯正は、長い歴史をかけて進化してきた、素晴らしい治療法です。その歴史の中で、新しい治療方として裏側ワイヤー矯正や、マウスピース矯正が登場してきました。マウスピース矯正には患者様にとって革新的なメリットも多くありますが、すべての面でワイヤー矯正より優れている、というわけでは決してありません。
ワイヤー矯正が得意な部分はワイヤー矯正を併用した方が、特にスピードの面で、遥かに患者様メリットが大きいと考えます。

他社の、マウスピース治療単独で全顎矯正、という考え方を否定するわけでは決してありません。それにももちろん患者様によってはメリットがあります。何より、マウスピース矯正の歴史を作り、切り開いて発展させてきた企業様と歯科医師の先生方には、大変敬意を持っております。

ワイヤー矯正しかなかった時代にマウスピース矯正が登場したように、新しい考え方を、新しい患者様の選択肢として、弊社はキレイラインを提供していきます。

症状の軽い方や、子供の頃にワイヤー矯正を行ったけれど大人になって少し歯並びが悪化している方、予算に限りがあるのでその中で治療を行いたい方、にはキレイライン単独の治療をお勧めしています。
症状の強い方には、ワイヤーとのコンビネーション治療で、治療総額を抑え、ワイヤーが目立つ時期を減らす事をお勧めしております。
そういう意味で、キレイラインはほとんどの症例に適応があります。適応が無いのは手術が必要な症例などに限られます。使える、というだけでなく、メリットがある、という意味です。
キレイライン単独で低予算内でほとんど治ります、という意味ではありません。

弊社では、今後、世界的にコンビネーション治療が主流になっていくと予想し、ワイヤー矯正も含めたデザインシステムの研究を続けております。
日本の低い歯科受診率・矯正を行う人の率を、世界の先進国の水準に引き上げ、世界水準以上の治療を提供できるよう各クリニック様と努力を続けるのが弊社の義務と考えております。
まだまだ足りない面が多く、お叱りを受ける事も多数ございますが、サービス開始以来、皆様のご意見を頂戴しながら改善の努力を続けております。

今回の見解の発表まで、このようなご説明を弊社が積極的に行ってこなかったためにご不安となってしまった患者様方に、深くお詫び申し上げます。
今までは、キレイラインの治療方針の発信を行うのみに限定してきました。攻撃的と受け取られかねない、他社製品との比較などは不要と考えておりましたが、SNS上でのご不安の声にお答えする必要があると考え、今回の見解の発表に至りました。

また、キレイライン治療を実際には経験された事のない医療機関が他社製品との比較を出されているのを多く目にするようになり、キレイラインを受けられている患者様方が不安となってしまうのではと考え、他社との比較説明も最低限では行わざるをえないと考えるに至りました。

今回の発表が、キレイライン矯正を受けられている方だけでなく、ワイヤー矯正や他社のマウスピース矯正を受けられている方も、安心して頂ける情報となれば幸いです。
どの矯正歯科治療法であっても、歯並びの改善が患者様の健康面でも整容面でも幸せにつながり、その喜びを周囲の方が目の当たりにし、より多くの方が一般的に歯科矯正を行う世の中が来ることを願っています。

現在治療中の患者様で、ご不明点やご不安が残る場合は、通院中のクリニック様までお問い合わせください。

キレイライン矯正
support@kireilign.com

キレイライン矯正に少しでも興味がある方は、
まずお近くの提携クリニックで
お気軽にご相談ください。

「まだやりたいか決めていない」「まずは話を聞いてから考えたい」という方でも大歓迎です。

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・保険適用外の自由診療となります。
・1日20時間以上の装着をお願いしております。使用状況は、歯の移動量や効果に影響します。
・キレイライン矯正では、距離0.05ミリ単位、角度0.5度単位でマウスピースを調整し、理想の歯並びに近付けるよう、綿密に治療計画を立てています。ただし実際の歯の動きには個人差があるため、必ずしも想定した通りに歯が動くという訳ではございません。
・キレイライン矯正に限らず全ての歯科矯正に共通することですが、効果や感じ方、また歯がどのくらい動くかについては個人差があり、どの矯正方法を選んだ場合でも、満足のいく治療結果が得られない可能性がございます。キレイライン矯正では、提携院ご協力の下、皆さまが理想の歯並びに近付けるよう、全力でサポートいたします。

・保険適用外の自由診療となります。
・1日20時間以上の装着をお願いしております。使用状況は、歯の移動量や効果に影響します。
・キレイライン矯正では、距離0.05ミリ単位、角度0.5度単位でマウスピースを調整し、理想の歯並びに近付けるよう、綿密に治療計画を立てています。ただし実際の歯の動きには個人差があるため、必ずしも想定した通りに歯が動くという訳ではございません。
・キレイライン矯正に限らず全ての歯科矯正に共通することですが、効果や感じ方、また歯がどのくらい動くかについては個人差があり、どの矯正方法を選んだ場合でも、満足のいく治療結果が得られない可能性がございます。キレイライン矯正では、提携院ご協力の下、皆さまが理想の歯並びに近付けるよう、全力でサポートいたします。