キレイライン公式ブログ担当の小田です。
「ホワイトニングをしたいけど歯医者に行くのは苦手…」
という方は少なくないかもしれません。
気になる歯の黄ばみを、自宅で使えるマウスウォッシュで手軽にケア出来たら便利ですよね。
おそらくあなたも、「ホワイトニング効果のあるマウスウォッシュなら、自宅ケアで白い歯を目指せるかも!」と期待しているのではないでしょうか。
市販のマウスウォッシュでも、ホワイトニング効果があるものがあります。
ただし、歯のホワイトニングには2種類あって、
- 本来の歯の色に戻すホワイトニング
- 本来の歯の色より白くするホワイトニング
とでは、施術の目的や方法が異なります。
マウスウォッシュ(液体歯磨きや洗口液)でできるのは、「本来の歯の色に戻すホワイトニング」。
コーヒーや色の濃い食べ物などによる着色汚れを落とすことで、その人の歯本来の白さをめざします。
この記事では、着色汚れを落とす効果があるホワイトニングマウスウォッシュの選び方やおすすめ商品を紹介します。
使い方も基礎から解説するので、これからマウスウォッシュでホワイトニングを始めたい方は参考にしてくださいね!
すぐにホワイトニングができるおすすめのマウスウォッシュを見たい方は、こちらからジャンプ!
マウスウォッシュでホワイトニング効果は期待できる?
マウスウォッシュに「ホワイトニング」と書いてあると、「歯医者さんで行うようなホワイトニングができるのでは!?」と期待したくなりませんか?
しかしマウスウォッシュでは、歯科医院で行っている漂白のようなホワイトニングはできません。
漂白のように白くするホワイトニングをしたい場合は、歯科クリニックで施術してもらうか、歯科クリニックで薬剤を処方してもらう必要があります。
マウスウォッシュの「ホワイトニング効果」とは、着色汚れを落としたり、着色汚れを防いだりして、生まれつきの歯の色を保つことです。
とくに色の濃い食べ物や飲み物などは歯の黄ばみの原因として知られており、このような着色汚れを、重曹やポリリン酸Naなどの洗浄成分で取り除き、再付着を防いで本来の白さを取り戻す効果が期待できるのがホワイトニングマウスウォッシュです。
マウスウォッシュは自宅で手軽に使えるので、日常のケアに取り入れられるホワイトニングの方法としておすすめなんですよ。
ホワイトニング効果を期待できるマウスウォッシュの3つの選び方
ホワイトニング効果を期待できるマウスウォッシュにはさまざまなものがありますが、おすすめは次の3つのポイントを基準に選ぶ方法。
それぞれをどのように見たら良いのか、注目ポイントをわかりやすく解説します。
①ホワイトニング機能:本来の白さを取り戻すならステインを洗い流す
マウスウォッシュで期待できるホワイトニング効果には
- ステイン(着色汚れ)を洗い流す
- 汚れの付着を予防する
の2つがあります。
本来の歯の白さを取り戻したい場合は「ステインを洗い流す」効果があるのものを選びましょう。
今の白さをキープしたい場合は「汚れの付着を予防する」効果があるものがおすすめです。
また、両方の機能を持ったマウスウォッシュもあるので、本来の歯の白さを取り戻しつつ着色汚れを防ぎたい場合は、どちらの機能も期待できるマウスウォッシュを選ぶとよいでしょう。
なお、マウスウォッシュには「一般化粧品」に分類されているものと「医薬部外品(薬用)」に分類されているものがあります。
この2つの違いは、成分にあります。
「一般化粧品」のマウスウォッシュ
「一般化粧品」のマウスウォッシュは、有効成分が配合されていません。
お口の中をさっぱりさせるとともにブラッシングによって汚れを落とすことにより、歯の表面の汚れや歯垢を除去したり口臭のもとを落としたりすることを目的としています。
「医薬部外品(薬用)」のマウスウォッシュ
「医薬部外品(薬用)」のマウスウォッシュは、特定の有効成分が一定量以上配合されていることが厚生労働省に認められています。
ホワイトニングのマウスウォッシュの場合、着色汚れを防ぐ「ポリリン酸Na」、歯の表面の着色汚れを浮き上がらせて落としやすくする「ラウリル硫酸Na」、お口のトラブルの原因菌を殺菌する効果がある「塩化セチルピリジニウム(CPC)」などの有効成分が代表的です。
マウスウォッシュを選ぶときは、ぜひ成分も参考にしてみてくださいね。
※マウスウォッシュによるホワイトニング効果とは、コーヒーなどによる着色汚れを落として本来の歯の白さにすることです。歯科医院で行うホワイトニングのような漂白効果はありません。
②マウスウォッシュのタイプ:自宅でじっくりケアするなら液体歯磨きを選ぼう
一般的にマウスウォッシュと呼ばれているものには、大きく分けて
- 洗口液
- 液体歯磨き
の2つのタイプがあります。
洗口液
洗口液は、すすぐだけで汚れを洗い流すことができるタイプです。
ブラッシングは必要ありません。歯みがき後の磨き残し対策として使われることも多いです。
液体歯磨き
液体歯磨きは、口をすすいだあとに歯ブラシでブラッシングをします。
歯磨き粉の代わりに使うもの、と考えてよいでしょう。
たまに液体歯磨きを洗口液のように使っている人がいますが、マウスウォッシュのホワイトニング効果は、歯の表面の着色汚れを落として本来の白さに戻すこと。
そのため、マウスウォッシュで白い歯をめざしたい場合は、ブラッシングをしたほうが効果的なのです。
ホワイトニングのマウスウォッシュも、洗口液よりブラッシングが必要な液体歯磨きの方が多く販売されているんですよ。
ただし、液体歯磨きにも洗口液にもそれぞれにメリットがあります。
液体歯磨きのメリット ◎
液体歯磨きは歯磨き粉と同じ用途ですが、液体のためお口のすみずみまで成分を行き渡らせることができます。
また、研磨剤が配合されていないため、練り歯磨き粉と比べると歯や歯ぐきを傷つけにくいというメリットもあります。
自宅でじっくりとホワイトニングケアをしたいなら、ブラッシングをする液体歯磨きがおすすめです。
洗口液のメリット ◎
一方の洗口液は、外出先で歯みがきの時間がない時や、人と会う前などの口臭が気になる時に、ブラッシングをせずに短時間でお口をケアできるアイテム。
食後の食べカスや磨き残しなども落としやすく、汚れをつきにくくするコーティング機能がある洗口液もあるので、歯みがきの仕上げや口臭予防としてもおすすめです。
この記事では液体歯磨きをメインに紹介しますが、洗口液にもさまざまなメリットがあるため、おすすめの洗口液も紹介しています。
◆ 持ち運びにおすすめのマウスウォッシュはこちらで紹介しています。
③ホワイトニング以外の機能:アルコールの有無や成分も要チェック
せっかくマウスウォッシュを使うなら、ホワイトニング以外の機能にも注目してみましょう。
とくに注目したいのは次の3つです。
アルコールの有無
マウスウォッシュには、
- アルコールタイプ
- ノンアルコールタイプ
があります。
アルコールにはすっきりとした爽快感を演出する働きがあるので、サッパリ感を求める方にはアルコールが配合されたものがいいでしょう。
ただし、アルコールが配合されたものは独特のピリピリ感があります。
アルコールやピリピリとした刺激感が苦手な方は、ノンアルコールを選ぶとよいでしょう。
ちなみに、マウスウォッシュにアルコールを配合する目的は、主に成分どうしをまぜあわせる溶剤としての働きです。
アルコールの有無による洗浄力の差はないため、爽快感や使用感の好みで選びましょう。
口臭ケアができる成分
口臭は口の中の細菌が増殖することで発生します。
細菌を殺菌してくれる成分には、塩化セチルピリジニウム(CPC)やトリクロサン(TC)などがあります。
また、口臭を香りでカバー(マスキング)する成分には、茶エキスやハーブなどがあります。
口臭が気になる方は、これらの成分をチェックしてみましょう。
◆ 口臭対策のためのマウスウォッシュについては、こちらでくわしく解説しています。
虫歯・歯周病予防
「むし歯や歯周病の予防ケアもしたい!」
という方は、それぞれの予防効果が期待できる成分もチェックしてみましょう。
たとえば、フッ素は歯の表面のエナメル質を強くし、初期虫歯を修復する「再石灰化」を促進することが知られています。
さらに、むし歯の原因菌の働きを弱めるとともに、むし歯の原因となる酸が作られるのを抑制する(※)効果があることも確認されています。
※濃野要. フッ化物利用(概論). e-ヘルスネット.厚生労働省. (2019)
このほか、歯周病予防に効果的な殺菌成分「IPMP(イソプロピルメチルフェノール)」や、歯ぐきの腫れ・炎症を防ぐ「グリチルリチン酸ジカリウム」などが配合されたマウスウォッシュもあるので、お口の状態に合わせて選ぶとよいでしょう。
◆ 虫歯予防のためのマウスウォッシュについては、こちらでくわしく解説しています。
ホワイトニングができるおすすめのマウスウォッシュ7選
それでは、ホワイトニングができるおすすめのマウスウォッシュを紹介していきます!
編集部でチェックしたポイントは、ホワイトニングが期待できる成分が入っていること。
歯みがきと併用してホワイトニング効果を期待できる液体歯磨きのアイテムをメインに紹介していきますよ。
さまざまな特長をもつアイテムを厳選したので、あなたのお気に入りを見つけてくださいね!
リステリン ホワイトニング
内容量 | 1000ml/ 500ml/ 250ml |
アルコールの有無 | あり |
実勢価格 ※編集部調べ | 1000ml/1,142円 |
種類 | 液体歯磨き |
リステリン ホワイトニングの特徴
リステリンは世界50ヶ国以上で使われている、マウスウォッシュのパイオニア的ブランド。
135年以上もお口の健康を見守っています。
日本でも売上No.1(※)の記録があるブランドなので、誰もが一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
そんなリステリンのホワイトニングマウスウォッシュは、汚れを浮かせて落とし、さらにコーティングもしてくれるという着色汚れを防ぎたい方の心強いパートナー。
ホワイトミントの香味で使用後もすっきり爽やかですよ。
※インテージSRI 洗口液+液体ハミガキ市場2021年1-12月ブランド別金額シェア
NONIOプラスホワイトニング デンタルリンス【医薬部外品】
内容量 | 本体 600ml / 1,000ml つめかえ用 950ml |
アルコールの有無 | あり |
実勢価格 ※編集部調べ | 600ml/708円 |
種類 | 液体歯磨き |
NONIOプラスホワイトニング デンタルリンス【医薬部外品】の特徴
殺菌成分「ラウロイルサルコシンNa」と、ステインを除去して汚れから歯を守る「ポリリン酸Na」を配合した薬用の液体歯磨きです。
ステインが付着しにくくなるので、白い歯をキープしたい方にもおすすめ。
さらにお口のすみずみまで殺菌成分が広がって、口臭や虫歯予防のケアもできますよ。
フレッシュホワイトミントの香りが長く続く処方なので、使用後の爽やかな息が長続きします。
クリアクリーン ホワイトニング デンタルリンス アップルミント 【医薬部外品】
内容量 | 600ml |
アルコールの有無 | あり |
購入価格 | 605円 |
種類 | 液体歯磨き |
クリアクリーン ホワイトニング デンタルリンス アップルミント 【医薬部外品】の特徴
リンゴ酸が着色汚れを浮かせて落としやすくしてくれる薬用のマウスウォッシュです。
コーヒーや色の濃い食べ物による着色汚れだけでなく、タバコのヤニも落としてくれる効果も。
キレイになった歯をコーティングする成分「ポリリン酸Na」も配合されているので、本来の白い歯をキープしたい方におすすめ!
フレッシュなアップルミントの香味で気分もリフレッシュしませんか?
プロポリンス デンタルホワイトニング
内容量 | 600ml |
アルコールの有無 | あり |
購入価格 | 1,298円 |
種類 | 液体歯磨き |
プロポリンス デンタルホワイトニングの特徴
「汚れが見える」で有名なプロポリンスシリーズのホワイトニングマウスウォッシュです!
こちらは「汚れが見える」タイプではありませんが、洗浄成分の炭酸水素Naとフィチン酸が歯の表面にこびりついた汚れを浮かせて落としてくれますよ。
丁寧にブラッシングをすることで、口臭や虫歯予防、歯垢除去にも効果的。
「汚れが見える」タイプとあわせて、毎日の習慣に取り入れてみませんか?
オクチホワイトニング 液体ハミガキ
内容量 | 5本(1包11ml) |
アルコールの有無 | なし |
購入価格 | 264円 |
種類 | 液体歯磨き |
オクチホワイトニング 液体ハミガキの特徴
お口の中にとどまりやすい、とろみタイプの液体歯磨きです。
ブラッシングをしても泡立たないので、すすぎが不要。これなら外出先でも手軽に歯みがきができますね。
歯の黄ばみの原因となりやすいコーヒーやチョコレートなどの後に、お口に含んでブラッシング。ササッと着色汚れをオフしてみませんか?
個包装のため、いつもバッグに入れて持ち運びしやすいところも注目ポイントです。
薬用ポリリンデンタルリンスEX-W【医薬部外品】
内容量 | 500ml |
アルコールの有無 | なし |
購入価格 | 3,080円 |
種類 | 液体歯磨き |
薬用ポリリンデンタルリンスEX-W【医薬部外品】の特徴
3つの有効成分を配合した薬用の液体歯磨きです。
- 歯の汚れを浮かせて落としやすくし、歯の表面をコーティングして着色汚れを防ぐ「ポリリン酸ナトリウム」
- むし歯や歯周病、口臭などの原因菌を殺菌する「塩化セチルピリジニウム」
- お口のすこやかな状態を守る「グリチルリチン酸ジカリウム」
ホワイトニングはもちろん、むし歯や歯周病予防ができるのもうれしいですね。
辛くない、おだやかなシークワーサーミント味が爽やかな使い心地ですよ!
アルコールが配合されていないことから、お子さまにもおすすめできます。
使用量を把握しやすいプッシュタイプのポンプも使いやすくて◎。
オーラツー マウスウォッシュ ステインケア [ピーチリーフミント]
内容量 | 460ml |
アルコールの有無 | なし |
メーカー希望小売価格 | 572円 |
種類 | 洗口液 |
オーラツー マウスウォッシュ ステインケア [ピーチリーフミント]の特徴
ステインのもとを洗い流す洗浄成分「ラウリル硫酸Na」と、ニオイを吸着する成分「オドリコソウエキス」「シクロデキストリン」を配合した、黄ばみと息が気になる方におすすめの洗口液です。
さらに、歯の表面をコーティングして着色汚れを防ぐ「スルホコハク酸(C12-14)パレス-2N」も配合。
ほのかに香るピーチリーフミントフレーバーのほかに、「ナチュラルミント」と「フローラルホワイトティー」もありますよ。
日替わりで香りを楽しみながらお口のケアをしませんか?
ホワイトニング用マウスウォッシュの基本的な使い方
せっかくマウスウォッシュを使うなら、正しく効果的に使いたいですよね。
ここでは、ホワイトニング用マウスウォッシュの基本的な使い方を紹介していきます。
今までなんとなく使っていた方も、これから使ってみたい方も、ぜひ確認しながら読んでみてくださいね。
液体歯磨き
適量(10~20ml)を口に含み、20~30秒ほどブクブクします。
吐き出した後に歯ブラシでブラッシングをします。
洗口液
適量(10~20ml)を口に含み、20~30秒ほどブクブクしてから吐き出します。
ブラッシングは必要ありません。
なお、商品やメーカーによって口に含む量やすすぐ時間は異なります。
使用する際には、必ずパッケージを確認しましょう。
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マウスウォッシュは1日2~3回が目安
マウスウォッシュを使いすぎると、口内環境を保つために必要な常在菌も洗い流してしまいます。
常在菌のバランスが乱れるとお口のトラブルの原因となることもあるので、マウスウォッシュの使用は1日2~3回程度にとどめるのがおすすめです。
「もっと使いたい」「1日2~3回では足りない」
と感じる方は、歯科医師に相談してみてくださいね。
ホワイトニング効果のあるマウスウォッシュで本来の白い歯を取り戻そう
ホワイトニング用のマウスウォッシュを選ぶときは、次の3つのポイントをチェックするのがおすすめです。
- ホワイトニング機能
「ステイン(着色汚れ)を洗い流す」「汚れの付着を予防する」の2つの機能 - マウスウォッシュのタイプ
「洗口液」か「液体歯磨き」か - ホワイトニング以外の機能
アルコールの有無、口臭・むし歯・歯周病対策ができる成分など
記事内ではおすすめのマウスウォッシュを7つ紹介しましたが、いずれも編集部が厳選し、成分や機能面からおすすめできるものばかり。
\ おすすめマウスウォッシュ7選 /
- マウスウォッシュのパイオニア的ブランド・リステリンの「リステリン ホワイトニング」
- 着色汚れを除去し、汚れから歯を守る「NONIOプラスホワイトニング デンタルリンス」
- 着色汚れはもちろん、タバコのヤニ対策もできる「クリアクリーン ホワイトニング デンタルリンス アップルミント」
- 「汚れが見える」と話題のプロポリンスシリーズの「プロポリンス デンタルホワイトニング」
※この商品は汚れが見えないタイプです - 個包装で持ち運びにも便利な「オクチホワイトニング 液体ハミガキ」
- 3つの有効成分で汚れを落とし、歯の表面をコーティングする「薬用ポリリンデンタルリンスEX-W」
- ピーチリーフミントフレーバーの香味が魅力的な洗口液「オーラツー マウスウォッシュ ステインケア [ピーチリーフミント]」
気になるものはありましたか?
ぜひあなたに合ったマウスウォッシュを見つけてみてくださいね!
なお、ホワイトニング用のマウスウォッシュは、コーヒーなどによる着色汚れを落として本来の歯の白さをめざせるデンタルケア用品です。
本来の歯の色より白くしたい場合は、歯科クリニックで施術してもらうか、薬剤を処方してもらう必要があります。
どのくらいの歯の白さをめざすかによっても適したホワイトニング方法は異なるので、迷ったら歯科クリニックで相談してみてくださいね。
※本記事は2024年4月時点での公式情報を元に編集したものです。最新の情報とは異なる可能性がありますので、ご注意ください。
※保険適用外の自由診療となります。
※掲載している料金はすべて税込み価格です。