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歯列矯正の抜歯の痛みはどのくらい?痛みのピークや期間・対処法を紹介

歯列矯正の抜歯の痛みはどのくらい?痛みのピークや期間・対処法を紹介

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キレイライン公式ブログ担当の小田です。

歯列矯正で抜歯をすることはそれほど珍しくありません。

歯科医師から抜歯を提案されて、「必要ならがんばろうかな」と思った方も多いと思います。

ただ、痛みがどのくらいあるのか不安ですよね。

「抜歯をする時ってどのくらい痛いの

「ものすごく痛かったらどうしよう……」

「痛そうでこわい」

この記事を読んでいるあなたも、不安や恐怖心で毎日ドキドキしているのではないでしょうか。

そこで今回は、そんなあなたにぜひ読んでほしい、歯列矯正で抜歯をするときの痛みについてをわかりやすく解説

  • 抜歯をする時はどのくらい痛いのか
  • 抜歯の痛みはいつまで続くのか
  • 痛みがある時はどうしたらいいのか

あらかじめ知っておくと、不安な気持ちもきっと軽くなりますよ

歯列矯正で抜歯が必要に…どのくらいの痛みがある?

多くの方がもっとも知りたいのは「どのくらい痛みがあるのか」ということではないでしょうか。

まずは抜歯をした時の痛みの程度について解説していきます。

歯列矯正の抜歯(主に小臼歯)は比較的痛みや腫れが少ない

歯列矯正のために抜歯をするのは、歯を移動させるスペースを作ったり、咬み合わせを良くしたりといった、歯並びの改善が主な目的です。

審美的治療のために健康な歯を抜くので、便宜抜歯と呼ばれます。

便宜抜歯では、前から4番目(第一小臼歯)もしくは5番目(第二小臼歯)の歯を抜くことが多いです。

小臼歯

歯を抜くなんて痛そう

と思うかもしれませんが、実は便宜抜歯の場合、親知らずのような歯ぐきに深く埋まっている歯を抜くときと比べると痛みや腫れが少ない傾向があります。

また、抜歯をする時は局所麻酔をするため、痛みはほとんど感じません

麻酔

抜歯後も鎮痛剤で対処できるので、過度に痛みを心配する必要はないでしょう。

ただし、歯並びが悪くなっている原因が親知らずにある場合は、親知らずの抜歯を視野に入れることもあります

歯科医師の診断を受け、相談しましょう。

歯列矯正の抜歯については、こちらでくわしく解説しています。

便宜抜歯は短時間で抜けるケースが多い

便宜抜歯で抜くことが多い第一小臼歯や第二小臼歯は、大臼歯(いわゆる奥歯)と比べると歯根の形状がそれほど複雑ではなく、比較的短時間で抜けるケースが多いです。

実際に抜歯を体験した方からも、思っていたより早く終わった」「麻酔の注射のあとは痛みを感じなかった」「麻酔が切れても鎮痛剤は必要なかったといったお声が聞かれるようですよ。

抜歯

思っているより短時間で終わるなら、負担も少なそうですよね。

歯を抜く場所や本数で痛みに違いはある?

歯列矯正で抜歯をする場合、合計4本の抜歯をすることが珍しくありません。

小臼歯の抜歯は、親知らずの抜歯と比べると痛みや腫れは少ない傾向があります。

複数の歯を同時に抜いても患者様の負担はそれほど大きくないため、1本ずつ4回、もしくは2本ずつ2回で合計4本を抜くことになります。

ただし、1本ずつ抜歯をする場合は、そのぶん来院回数も多くなります

抜歯

治療期間が長くなれば薬を飲む期間も長くなるため、患者様の抵抗がなければ、「右の上下1本ずつ」と「左の上下1本ずつ」の2回に分けて抜歯をすることが多いです。

また、上と下ではどっちが痛いかも気になるところですが、個人差はあるものの、一般的には、上の顎は骨が柔らかく、下の顎は骨が硬いため、下顎の抜歯のほうが痛みや腫れを伴いやすいです。

もし抜歯に対する不安や恐怖心が強いようでしたら、抜歯をする本数や順番について歯科医師に相談しておくとよいでしょう。

親知らずなど歯の生え方によって痛みに違いがでるケースも

歯の生え方も抜歯の痛みに影響します。

とくに親知らずは、まっすぐに生えてこないケースも少なくありません

歯が斜めや横を向いたまま歯ぐきの中で埋まっている場合は、隣の大臼歯を圧迫し、歯並びが悪くなる原因のひとつとなります。

横向きに生えた親知らず

このような状態の場合、歯ぐきを切開したり、歯ぐきの下にある骨を削ったりして抜歯をすることになります。

そのため、便宜抜歯で多い第一小臼歯や第二小臼歯の抜歯と比べると、親知らずの抜歯のほうがやや痛みや腫れが出やすいといえます。

【歯列矯正】抜歯後の痛みはいつまで?痛みのピークや期間

無事に抜歯が終わっても、その後の痛みも気になりますよね。

「麻酔が切れたらものすごく痛いの

「痛みはいつまで続くの

「痛みや腫れがある時はどうしたらいい

ここでは、抜歯後の経過についてお伝えしていきます。

痛みのピークは麻酔が切れてから!耐えられないときは痛み止めを

抜歯の施術中は麻酔が効いているのでほとんど痛みは感じませんが、麻酔が切れてくると徐々に痛みを感じ始めます

小臼歯の抜歯は比較的痛みは少ないものの、痛みの強さでいうと麻酔が切れた直後から2~3日がピークです。

もし強い痛みを感じるようなら、痛み止めを服用することで緩和できますよ。

痛みは数日~1週間程度かけて徐々に落ち着く

痛みの感じ方には個人差がありますが、抜歯後の数日~1週間程度はズキズキとした痛みを感じることがあります。

麻酔が切れた直後は鋭い痛みを感じる方もいますが、日にちが経つにつれて徐々に痛みは落ち着いて、だいぶ楽になってくるはずです。

注意

もし徐々に痛みが強くなるようなら、ドライソケットの可能性があります。

「ドライソケット」とは抜歯した跡の穴にできるはずの血餅(血の塊でできたかさぶたのようなもの)ができない・もしくは剥がれてしまったために、歯ぐきの骨が露出している状態をいいます。

このような兆候がみられたら、すぐに通院している歯科クリニックに相談しましょう。

ドライソケットについては、こちらでくわしく解説しています。

抜歯後の痛みや腫れを和らげる対処法

ここでは、抜歯後の痛みや腫れに役立つ対処法をまとめてみました。

抜歯後は次の対処法を覚えておくと痛みを抑えやすいですよ。

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  • 麻酔が切れる前に痛み止めを服用しておく
  • 歯科医師に指示された間隔を守り、継続して痛み止めを服用する
  • 処方された抗生物質を決められた時間に服用する
  • 抜歯部位を濡れタオルなどで冷やす
  • 歯周組織に悪影響を与えるタバコを控える
  • 血流がよくなる行動を控える

また、痛みに敏感で抜歯する前の麻酔の痛みが怖いという方もいますが、クリニックでは、痛みをやわらげるために次の対応をしているところがあります。

  • 表面麻酔を使用することで麻酔針を刺すときの痛みを緩和する
  • 通常の麻酔針よりも細い針を使用することでチクっとする痛みを緩和する

表面麻酔

抜歯時の痛みが心配な方は、あらかじめ相談してこのような対応をしてもらえる歯科医院を選ぶとよいかもしれません。

抜歯後の痛みを抑えたい!当日~1週間後まで注意したいポイント

抜歯後の痛みがあるのは、長くても1週間程度です。

なるべく痛みを抑えるには、次の方法が効果的。抜歯後はぜひ試してみてくださいね。

抜歯当日~翌日までは安静に過ごそう

抜歯後は安静に過ごすのが基本です。

血流が良くなると患部から出血しやすくなってしまうため、次の点に注意しましょう。

× 運動

激しい運動をすると、血流が良くなって傷口が開いたり出血したりすることがあります。

× 飲酒

アルコールは血流を促します。また、痛み止めや抗生剤の効果に影響を及ぼすことがあります。

× 入浴

体温が上昇すると血流が良くなり、出血する可能性があります。長時間の入浴は避けてください。

抜歯当日~翌日までは安静に

もし1週間以上経っても痛みが続くなどの症状があれば、通院中のクリニックに相談しましょう。

徐々に痛みが強くなる場合はドライソケットかも…!

一般的に、抜歯後の痛みは1週間程度で落ち着いてきます。

もし徐々に痛みが強くなるようなら、ドライソケットが起きているかもしれません

ドライソケットとは、抜歯した跡の穴が露出し、乾燥してしまう症状のこと。

抜歯窩(抜歯後の穴)

通常は抜歯した跡の穴には血餅(けっぺい)という血の塊のかさぶたができて、傷口を細菌や刺激から守っています。

ところが、なんらかの原因によって血餅がなくなってしまうと、傷口が露出して細菌感染してしまう可能性があるのです。

日に日に痛みが増したり、痛み止めが効かないほど強い痛みがあったり、わずかな刺激で強い痛みを感じたりしたら、ドライソケットかもしれません。

すぐに通院中のクリニックに相談するようにしてください。

注意

次のような行いは、せっかくできた血餅を取り去ってしまうおそれがあるため、注意しましょう。

  • 1日に何度もうがいをする
  • 強くうがいをする
  • 患部を指や舌、歯ブラシなどで触る
  • 食べかすを無理に取ろうとする

抜歯後数日は、とくにうがいに注意が必要です。

激しくブクブクしてしまうと、血餅を洗い流してしまう可能性があります。

また、指で患部を触ると、細菌感染を起こす原因ともなります。気になっても触らないようにしてください。

もし患部から出血してしまったときは、清潔なガーゼを噛んで15~30分程度待つと止血しやすいですよ。

抜歯の痛みがつらい時は迷わずクリニックに相談しよう

歯列矯正のために抜歯が必要となるケースは少なくありません。

抜歯と聞くと「痛そう」「こわい」と思うかもしれませんが、親知らず以外の抜歯はそれほど時間もかからず、痛みや腫れが少ないことがほとんどです。

抜歯時は局所麻酔をしますし、抜歯後は鎮痛剤を服用すれば、それほど痛みを怖がらなくてもいいでしょう。

痛み止め

また、抜歯後は安静にして過ごすことが大切です。

激しい運動や強いうがい、長時間の入浴などを避けて、抜歯の跡にできた血餅(かさぶた)が剥がれないように注意しましょう。

気になる痛みは1週間程度で徐々に落ち着いてきますよ。

もし抜歯について不安があれば、通院中のクリニックにご相談くださいね。

※本記事は2023年10月時点での公式情報を元に編集したものです。最新の情報とは異なる可能性がありますので、ご注意ください。

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