キレイライン公式ブログ担当の小田です。
目立ちにくく痛みも感じにくいキレイライン矯正。
※痛みには個人差があります。
始めてみたいと思いながら、自分の歯並びではキレイライン矯正ができないのでは…と悩む声もよく聞かれます。
「歯並びが悪すぎると治療できないって聞いた」
「せっかくお金をかけるのに、失敗したらどうしよう…」
など、わからないことが多いからこそ不安になってしまいますよね。
この記事では、キレイライン矯正ができる人とできない人の違いから、キレイライン矯正で後悔しないために大切なことまでをわかりやすくまとめてみました!
実際のキレイライン矯正の症例写真も紹介しますので、あなたの歯並びに近い症状があるかどうかもチェックしてみてくださいね。
キレイライン矯正ができる人
まずは、どんな人がキレイライン矯正で治療できるのかをチェックしてみましょう。
治療の対象となる歯並びについてもご紹介していきます。
①定期的な通院ができる方
キレイライン矯正では、約2週間〜2.5ヶ月に1回ほど通院する必要があります(契約内容による)。
そのため、通える範囲に提携クリニックがあり、診療時間内に治療を受けられるということが条件となります。
「月1程度のペースなら遠くても通えるかも…」
と思っても、治療期間は1年以上かかる場合もあるため無理をしないことも大切。
通うのが面倒で治療が中途半端になってしまっては、もったいないですよね。
装置の破損や痛みなどのトラブルの際もすぐ受診できるように、自宅の近くや職場の行き帰りなど立ち寄りやすい場所がおすすめです。
◆ あなたが通える範囲内に提携クリニックがあるかどうか、まずは確認してみてくださいね。クリニック一覧はこちら。
②対象年齢以上の方
キレイライン矯正は、男性は16歳以上、女性は14歳以上が治療対象となっています。
ただし、顎の成長完了時期が目安となっているため、近い年齢であれば治療可能なこともあります。
「まだ年齢を満たしてないから…」
と諦めないで、まずは相談してみましょう。
顎の状態は初回検診で検査することができます。事前に年齢を伝えたうえでご予約をお願いします。
18歳未満の方は保護者の同意書が必要となりますので、あらかじめ用意しておきましょう。
※一部提携クリニックでは、18歳以上でも同意書を求める場合があります。
※同意書はこちらからダウンロードできます。印刷してご記入のうえお持ちください。未成年の方で同意書がない場合は初回検診を受けることができませんので、ご注意ください。
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小さなお子さまには「キレイラインKIDS」をご提案できることも!
キレイラインKIDSは3~12歳(※1)のお子さまを対象とした治療プログラムです。
乳歯と永久歯が混在している時期に、永久歯が正しく生えるようにサポートします。
専用のマウスピースを使い、歯並びを悪くする根本原因となる舌癖や口呼吸などのお口まわりのクセを改善するトレーニングをおこないます。
キレイラインKIDSは一律15万円で歯並び対策ができるので、「高額請求されたらどうしよう」という心配もありません。(※2)
※1 初診時年齢は3歳~11歳、3歳~5歳は反対咬合の症状のみ適応。顎関節に症状があるお子さまは適応外です。
※1 キレイラインKIDS適応外と診断されても、年齢や症状によっては他の治療法のご提案が可能な場合があります。詳しくは提携クリニックにご相談ください。
※2 上記に記載している費用以外に、初回検診料3,300円~、および来院1回につき3,300円程度の再診料が別途発生します。金額は提携クリニックにより異なりますので、予約画面または通われるクリニックにご確認ください。
※2 キレイラインKIDSとは別で、提携クリニックによる治療(乳歯の抜歯・ブラッシング治療など)を受けられた場合は、別途料金がかかります。
◆ お子さまの歯並びに悩んでいる方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
③気になる前歯の部分だけ・1本だけ整えたい方
キレイライン矯正は1本から治療が可能。治療範囲は前歯(上下顎6本ずつ)が対象です。
「前歯だけ整えたい」「八重歯が気になる」
というお悩みにおすすめできますが、奥歯を含む歯列全体の矯正は行っていません。
キレイライン矯正で対応できる歯並びは以下の7つです。
注1, 注3:症状が強い場合は適応にならない場合があります。
注2:骨格性の開咬の場合は、治療適応外となります。
注3:骨格的な問題がなくても、お口の中の状態によっては「中心のずれ」を治すことは難しい場合があります。「中心のずれ」にはさまざまな原因があり、ワイヤー矯正など他の矯正治療においても一般的にその修正は困難な場合があります。
ガタガタした歯並びや八重歯(叢生)
デコボコした歯並びや、歯が重なっている状態を叢生(そうせい)といいます。
「乱杭歯(らんぐいば)」と呼ばれることもあります。
チャームポイントとして認識されている八重歯も、じつは叢生の一種です。
出っ歯(上顎前突)
上の前歯が前方に突き出したり、傾斜したりしている出っ歯の状態を「上顎前突(じょうがくぜんとつ)」といいます。
遺伝的な要素のほかに、幼児期のお口まわりのクセが影響していることもあります。
受け口
下の前歯が上の前歯よりも前に出てしまっている状態です。
「下顎前突(かがくぜんとつ)」「反対咬合」とも呼ばれています。
すきっ歯(空隙歯列弓)
歯と歯の間に隙間ができてしまっている状態。
隙間の多い歯並びを「空隙歯列(くうげきしれつ)」といい、上の前歯の中心に隙間が生じることを「正中離開」といいます。
前歯が閉じない
奥歯に力を入れて咬み合わせても、上下の前歯が咬み合わない状態を「開咬」「オープンバイト」と呼びます。
中心がズレている
「正中不一致」と呼ばれ、上下の歯列の中心がずれてしまっている状態です。
左右で歯の大きさに差があったり、歯の生え方やあごに問題があったりします。
噛み合わせが深い(過蓋咬合)
前歯の咬み合わせが深い状態で、「ディープバイト」ともいいます。
奥歯を咬み合わせたときに、下の前歯の2/3以上が見えない方はこの過蓋咬合の可能性があります。
ただし、これらの歯並びであっても、症状が強い場合にはキレイライン矯正の適応外になることも。
歯科医師が口腔内を確認しないと判断できないため、まずは初回検診をおすすめします。
\ キレイライン矯正ができる人の特徴 /
-
定期的な通院ができる
-
対象年齢以上
-
気になる前歯の部分だけ・1本だけ整えたい
キレイライン矯正ができない人
続いて、キレイライン矯正ができないのはどんな人なのかチェックしてみましょう。
①全体(全顎)矯正を希望している・咬み合わせに問題がある方
キレイライン矯正は、前歯を対象とした部分矯正です。
「全体的に歯並びをよくしたい」
「奥歯の咬み合わせを調整しながら矯正したい」
という方は、全体矯正が必要になるのでキレイライン矯正の対象になりません。
あくまでも前歯の見た目を整えることが目的で、軽度~中等度以上の歯並びが対象です。
ただし、症状によるので、自己判断せず歯科医師の診察を受けてみましょう。
②症状が強い・抜歯が必要な方
治したい歯並びの範囲が部分的であっても、キレイライン矯正で治療できない場合もあります。
それは、歯並びの症状が強かったり抜歯が必要になったりするケースです。
これらの症状は、抜歯をしなければ歯をキレイに並べるスペースを確保できないことが多いからです。
キレイライン矯正では、「できる限り健康な歯を抜歯しない・削らない」との考えから、抜歯を伴う治療は基本的に行っていません。
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症状の程度によっては、キレイライン以外の追加治療である拡大床を使って歯列を頬側に広げたり、歯の側面のエナメル質をわずかに削ったりしてスペースを作ることで、治療が可能となることもあります。
※拡大床の形状は患者様により異なる場合があります。
詳しくは初回検診で歯科医師に相談してみてくださいね。
※拡大床・IPR(歯の側面を削る治療)はキレイライン矯正による矯正歯科治療の一環ではなく、患者様のご要望や症状により歯科医師の判断のもと行われるクリニックによる追加治療です。詳細は提携クリニックに直接ご確認ください。
③骨格的な問題を伴う場合
症状が強い出っ歯や受け口の場合は骨格に問題があることが多く、外科手術を伴う治療が必要となることも。
仮に部分矯正のみで歯並びを整えたとしても納得のいく仕上がりにならないばかりか、出っ歯や受け口の症状が悪化してしまう可能性もあります。
また、歯並びを悪くしている根本的な原因である骨格を治療していないため、治療後に元通りの歯並びになる「後戻り」のリスクが通常よりも高くなってしまいます。
歯並びに骨格的な問題があるかどうかは、見た目だけでは判断できません。
歯科医師の診察やレントゲン検査での確認が必要です。
ご自身の症状がキレイライン矯正に適応するのかを自分で判断することは難しいものです。
「自分の歯並びも矯正できるのかな…?」
と不安な方は、こちらの症例・経過写真が参考になりますよ。
まずは初回検診で自分の歯並びが適応になるのかや、矯正についての気になる疑問を相談して、あなたに合った方法をいっしょに考えていきましょう。
④自己管理や面倒なことが苦手な方
キレイライン矯正はマウスピースを装着するだけの手軽さが人気ですが、装着時間の厳守やマウスピースのお手入れなど自己管理をしなければいけないという側面もあります。
歯をしっかり動かしていくために、マウスピースは1日20時間以上の装着が必要となります。
食事や歯みがきのときは外せますが、長時間外しておくことはNG。
また、マウスピース装着時はコーヒーやお茶による着色や、飲み物に含まれる糖分によるむし歯を予防するために、水・40度以下の白湯・炭酸水しか飲めません。
気軽に飲食ができないのは、人によってはストレスを感じるかもしれませんね。
食事後の歯みがきや、マウスピースの洗浄も必要です。
不衛生なまま使用を続けるとマウスピースの劣化が早まるほか、細菌が繁殖して口腔内の健康が損なわれる原因ともなります。
これらのケアを面倒に感じて怠ってしまう方は、マウスピース矯正での治療は難しいかもしれません。
\ キレイライン矯正ができない人の特徴 /
- 奥歯を含む歯列全体を矯正したい
- 症状が強い、または抜歯が必要な歯並び
- 骨格的な問題がある歯並び
- 自己管理や手間のかかることが苦手
キレイライン矯正で治療できる出っ歯・すきっ歯・ガタガタな歯の症例
こちらでは、キレイラインで実際に治療した出っ歯・すきっ歯・叢生(ガタガタな歯並び)の症例写真を紹介していきます。
【症例1】主訴:出っ歯(上顎前突)
※掲載している症例写真は、2024年4月のキレイライン矯正リニューアル以前に治療終了された患者様のものです。
現在の治療費用・再診料・追加治療費用とは異なります。新しい料金設定やリニューアルについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
- 治療期間:約11ヶ月
- 治療回数:10回
- キレイライン費用:462,000円
- 再診料(6回):19,800円
- 追加治療:なし
※効果には個人差があります。
【症例2】主訴:すきっ歯(空隙歯列)
※掲載している症例写真は、2024年4月のキレイライン矯正リニューアル以前に治療終了された患者様のものです。
現在の治療費用・再診料・追加治療費用とは異なります。新しい料金設定やリニューアルについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
- 治療期間:約7ヶ月
- 治療回数:7回
- キレイライン費用:319,000円
- 再診料(5回):16,500円
- 追加治療:なし
※効果には個人差があります。
【症例3】主訴:ガタガタした歯並び(叢生)
※掲載している症例写真は、2024年4月のキレイライン矯正リニューアル以前に治療終了された患者様のものです。
現在の治療費用・再診料・追加治療費用とは異なります。新しい料金設定やリニューアルについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
- 治療期間:約1年2ヶ月
- 治療回数:10回
- キレイライン費用:462,000円
- 再診料(6回):19,800円
- 追加治療:拡大床(上下)88,000円
※効果には個人差があります。
※拡大床は、キレイライン矯正による矯正歯科治療の一環ではありません。患者様のご要望や症状により医師の判断のもと行われる「クリニックの治療」に該当しますので、詳細は提携クリニックに直接ご確認ください。
【症例全体にかかる注記】
◆価格・期間の表記について
・治療回数を元に最新の料金を記載、期間は実際にかかった治療期間を記載しています。
・上記に記載している各症例の治療費用は、コースで購入した場合の費用です。1回ずつ購入したい場合は1回44,000円の費用になります。コースを組み合わせたほうが、費用が安くなります。
・上記に記載している各症例の治療費用・追加治療費用・再診料以外に、初回検診料3,300円〜、およびリテーナー費用22,000円~66,000円(上下)が別途発生します。
・初回検診料の金額は提携クリニックにより異なりますので、予約画面にてご確認ください。
・再診料は、1回の来院につき3,300円で計算しています。再診料(保定治療期間中を含む)は提携クリニックにより異なりますので、詳細は通われるクリニックにお問い合わせください。
・来院回数は、コース契約・追加治療なしの場合の最短の来院スケジュールで計算しています。来院回数は提携クリニックによって異なる場合があります。また歯科医師の診断により、来院回数が変更になる可能性があります。
◆追加治療について
・追加治療(拡大床・IPR・アタッチメント・削合・ラミネートベニア・ホワイトニングなど)には別途料金がかかります。これらはキレイライン矯正による矯正歯科治療の一環ではなく、患者様のご要望や症状により医師の判断のもと行われる「クリニックの治療」に該当します。詳細は、提携クリニックに直接ご確認ください。
・拡大床・IPR・アタッチメント以外の追加治療につきましては、対応していない提携クリニックもあります。追加治療をご希望の方は事前にクリニックへお確かめください。
◆追加治療の費用について
・拡大床の費用は、全キレイライン提携クリニック一律で片顎22,000円です。ただし、拡大床はキレイライン矯正による矯正治療の一環ではなく、医師の判断のもと行われる「クリニックでの治療」に該当しますので、料金以外の詳細につきましては通われる提携クリニックへお問い合わせください。
・IPR(歯の側面を削る治療)は、1回の処置につき3,300円で計算しています。クリニックによって費用が異なりますので、詳細は通われる提携クリニックにお問い合わせください。
◆ホワイトニングについて
・掲載している症例は、ホワイトニング併用の場合も含みます。ホワイトニングの追加費用は算出しておりませんのでご注意ください。
・キレイライン矯正をご契約いただいた場合、ホワイトニング剤最低1本が料金に含まれます。ただし、16歳未満の方へのホワイトニングは推奨しておりません。そのため、年齢によってはホワイトニング剤のお渡しを控えさせていただく可能性があります。2本目以降はクリニックによって費用が異なりますので、詳細は提携クリニックにお問い合わせください。
・ホワイトニングはアタッチメント(追加治療)との併用はできません。ホワイトニング剤の使用タイミングは歯科医師までご相談ください。
◆その他
・お写真はすべて患者様の許可を得て掲載しています。
・掲載している症例は、治療中の方も含みます。
・症例写真に関するご不明点やご質問がありましたら、下記フォームよりお問い合わせください。
https://kireilign.com/contact
キレイライン矯正ができない人の治療法
キレイライン矯正では歯列全体の矯正や重度の歯並びの治療は対応できないとお伝えしましたが、ほかの矯正方法で治療できる可能性があります。
治療法①ワイヤー矯正
ワイヤー矯正ってどんな矯正方法?
ワイヤー矯正は、歯の表面にブラケットという装置を取り付け、ワイヤーを通して力を加えていく矯正治療です。
「表側矯正」と呼ばれることもあります。
昔から用いられてきた矯正方法のため症例数が多く、歯科矯正といえばワイヤー矯正をまず思い浮かべる方も多いでしょう。
ワイヤー矯正のメリット ◎
- 奥歯を含む歯列全体の矯正ができる
- 軽度~重度までさまざまな症状に対応できる
- 取り外しがいらない
- 治療を受けられる歯科医院が多い
ワイヤー矯正のデメリット ×
- 金属製のブラケットやワイヤーが目立つので人目が気になる
- 痛みや口腔内の傷に悩まされることがある
- 装置の取り外しができないのでむし歯や歯周病のリスクが高まる
- 歯や装置に付着しやすい食べ物が制限される
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目立ちにくいワイヤー矯正「審美ブラケット」も!
プラスチック・セラミック・ジルコニアなどから作られたブラケットを「審美ブラケット」といいます。
白や透明のブラケットなので、金属製ブラケットより目立ちにくいのがメリット。
さらに白いコーティングを施した「ホワイトワイヤー」を使えば、より目立ちにくくすることもできます。
金属製ブラケットよりも費用が高くなりやすく、素材によっては強度が落ちるという点はデメリットとして挙げられるでしょう。
審美ブラケットを扱っている歯科医院でよく相談することが大切です。
治療法②裏側矯正
裏側矯正ってどんな矯正方法?
裏側矯正は、ブラケットとワイヤーを歯の裏側に取り付ける矯正方法です。
表側矯正と同じく奥歯を含む歯列全体を矯正できるうえ、目立ちにくいというメリットがあります。
「舌側矯正」と呼ばれることもあります。
裏側矯正のメリット ◎
- 奥歯を含む歯列全体の矯正ができる
- 軽度~重度までさまざまな症状に対応できる
- 取り外しがいらない
- 歯の裏側に取り付けるので目立ちにくい
裏側矯正のデメリット ×
- 器具の取り付けに歯科医師の技術力が必要
- 表側矯正よりも費用がかかる
- 矯正装置が舌に当たるので慣れるまで発音しにくい
- 装置の取り外しができないのでむし歯や歯周病のリスクが高まる
- 歯や装置に付着しやすい食べ物が制限される
治療法③全顎マウスピース矯正
全顎マウスピース矯正ってどんな矯正方法?
キレイラインと同じくマウスピースを用いた矯正歯科治療ですが、奥歯を含む歯並び全体を整えられるのが全顎マウスピース矯正です。
代表的なブランドとして、インビザラインが有名です。
採取した歯型をもとに、ひとりひとりに合わせたマウスピースを作製。
治療の段階に応じてマウスピースを交換していくことで、少しずつ歯を動かして歯列を整えます。
治療範囲は、各ブランドによって異なるので事前にチェックしておきましょう。
全顎マウスピース矯正のメリット ◎
- 奥歯を含む歯列全体の矯正ができる
- 抜歯や咬み合わせの調整が必要な矯正治療も可能
- 透明なマウスピースなので目立ちにくい
- 個人差はあるが、ワイヤー矯正よりも痛みが抑えられ傷もできにくい
- 取り外しができるので口腔内のケアがしやすい
- 金属アレルギーの心配がない
全顎マウスピース矯正のデメリット ×
- 症状によってはワイヤー矯正よりも費用が高くなる
- 1日に長時間の装着が必要になる
- マウスピースの洗浄が欠かせない
そのほかにこんな矯正方法も!
代表的な3種類のほかにも、下記のような矯正方法もあります。
あなたの歯並びに合わせて、さまざまな種類や方法を組み合わせて治療を進めていくこともできますよ。
ハーフリンガル矯正
上の歯列は「裏側矯正」、下の歯列は「ワイヤー矯正(表側矯正)」を用いて矯正する方法です。
上の歯列を裏側矯正にすることで目立ちにくくし、下の歯列を表側矯正にすることで発音のしにくさを回避できます。
それぞれの矯正方法のデメリットをうまくカバーできるのがハーフリンガル矯正です。
コンビネーション矯正
治療期間の前半をワイヤー矯正や裏側矯正、後半をマウスピース矯正で行う矯正方法です。
ワイヤー矯正で歯を大きく動かすことができるのでさまざまな症状に対応でき、その後マウスピース矯正に移行することで痛みや負担を軽減しながら治療を進めることができます。
インプラント矯正
歯科矯正用アンカースクリューとよばれる小さなネジを歯茎の骨部分に埋め込み、それを軸にして歯を動かす矯正方法です。
ワイヤー矯正やマウスピース矯正と併用します。
アンカースクリューを支点として力を加えるため、歯をより大きく動かしたり、上下左右に効果的に動かしたりすることができます。
また、動かしたい歯だけを効率よく移動できることから、治療期間の短縮や抜歯が不要なケースが増えることが期待できます。
ほかの矯正方法単独では治療が難しいことが多い、笑ったときに歯茎が大きく見えてしまう「ガミースマイル」の治療にも有効です。
セラミック矯正
歯を削って、セラミックの被せ物をすることで歯を整えて見せる方法です。
厳密には矯正歯科治療というよりも、審美治療の一種です。
矯正歯科治療を得意とするクリニックでは幅広い方法で治療を受けられることも多いので、キレイライン矯正が適応できない歯並びの方も、歯科医師に相談のうえ自分で納得のできる方法を選んでみてくださいね。
キレイライン矯正で後悔した…というマインドになる理由とは?
キレイライン矯正でご満足いただき喜んでいる方が多くいる反面、後悔したという声が聞かれることもあります。
以下は、キレイライン矯正を経験した方のアンケート結果です。
【調査概要】
回答者:キレイライン矯正経験者10~40代の男女631名
調査期間:2022年2月14日~2月17日
調査手法:インターネット調査
キレイライン矯正を受けた方へのアンケートで約9割は「満足」と回答があった一方、残りの約1割で「不満」を感じているという回答がありました。
では、どのような点が「不満」だと思ったのでしょうか?
調査の結果、不満を感じている方のほとんどが「思っていたのとちがう」と感じていることがわかりました。
!キレイライン矯正に対する不満点!
- 希望していた歯並びにならなかった
- 想定外の費用がかかってしまった
- 予定していたよりも治療期間が長引いた
- 話しにくさや食事のしにくさが想像していたより負担だった
事前のカウンセリングで疑問や不安をうまく解決できないまま治療を始めてしまうと、このように想定外の事態になりやすいようです。
とくに、費用については想定外の負担を避けるためにもしっかり把握しておきたいですね。
キレイライン矯正では、治療やマウスピースにかかる費用のほかにもクリニックの再診料や歯並びに合わせた追加治療の費用、歯の後戻りを防ぐための保定装置の費用などがかかります。
◆ キレイライン矯正で失敗しないためのポイントは、こちらの記事でくわしく解説しています。「歯科矯正をしてよかった!」と思えるように、ぜひチェックしておきましょう。
まずは初回検診を予約してクリニックで相談してみよう
キレイライン矯正ができる人・できない人の特徴を紹介しました。
「前歯だけ矯正したい」
「できるだけコストを抑えて歯並びを整えたい」
という方にはキレイライン矯正がおすすめですが、残念ながらキレイライン矯正に向かない方もいます。
\ キレイライン矯正ができない人の特徴 /
- 奥歯を含む歯列全体を矯正したい
- 症状が強い、または抜歯が必要な歯並び
- 骨格的な問題がある歯並び
- 自己管理や手間のかかることが苦手
ただし、上記に当てはまるからといってキレイライン矯正ができないとは言い切れません。
キレイライン矯正ができるかできないかを判断するためには、歯科医師の診察が必要。
まずは初回検診を予約して、カウンセリングでしっかり相談してみましょう。
※本記事は2024年4月時点での公式情報を元に編集したものです。最新の情報とは異なる可能性がありますので、ご注意ください。
※保険適用外の自由診療となります。
※掲載している料金はすべて税込み価格です。