キレイライン公式ブログ担当「小田」です。
歯科矯正=痛い
といったイメージを矯正治療に持たれている方も多いはず。
キレイライン矯正も、新しいマウスピースを装着した時に「痛み」を感じることはあります。
しかしキレイライン矯正の場合、歯の移動によって感じる痛みは2日程度で落ち着いてくることがほとんど。
従来の歯科矯正(ワイヤー矯正)と比べ、痛みを感じにくい治療が可能です。
※痛みには個人差があります。
そこで今回は、
- 治療中に出る痛みの原因と対処法
- なぜキレイライン矯正は他の矯正治療よりも痛みを感じにくいのか?
など、キレイライン矯正中の「痛み」について解説します。
キレイライン矯正中に出る痛みの原因と対処法
従来の矯正(ワイヤー矯正)と比べ痛みを感じにくいキレイライン矯正ですが、治療中に痛みを感じる場合があります。
「痛い」と感じる原因と対処法をまとめました。
①マウスピースを装着した時に痛む
新しいマウスピースを装着した時、歯の移動により痛みや締めつけを感じます。
キレイライン矯正の場合2日程度で痛みが解消されることがほとんどです。
<対処法>
必要に応じ鎮痛剤を服用して様子を見てください。
2日程度経っても強い痛みがおさまらず我慢できない場合は、一度マウスピースを外し、早めに通院中の提携クリニックへお電話でご相談ください。
②マウスピース交換のたびに痛む
新しいマウスピースに交換するたびに強い痛みを感じる場合があります。
<対処法>
マウスピース交換のたびに耐えられないほどの強い痛みが出る場合、歯が動ききっていない可能性があります。
通院中の提携医院までご相談ください。
②マウスピースや拡大床が、歯肉や舌に当たり痛む
※拡大床は、キレイライン矯正による矯正治療の一環ではなく、医師の判断のもと行われる「クリニックでの治療」に該当します。
マウスピースや拡大床が歯茎や舌にあたり続けると、傷や痛み、口内炎の原因になる場合があります。
<対処法>
マウスピースや拡大床が歯肉などにあたって痛い場合、通院されている提携医院で調整します。
※マウスピース受取当日、翌日でも対応可能です。提携歯科医院にご連絡のうえ、最短で来院可能な日にご予約ください。
遠方で通院が難しい場合、予約のご都合がつかない場合は、該当する部分のみをハサミでカットするか、紙ヤスリ、爪ヤスリなどで削ってください。
※切りすぎや削りすぎに十分ご注意ください。
ご不明点がある方、ご心配な方は、提携歯科医院までご相談ください。
➂久しぶりにマウスピースをつけた時に痛む
長期間マウスピースを装着しないでいると、歯の後戻りが起き、久しぶりに装着すると痛みが出てしまう場合があります。
<対処法>
耐えられないほどの痛みを感じられた場合は、マウスピースの使用を一時止め、早めに通院されていた提携医院までご連絡ください。
※長期間通院できない場合、歯の後戻りを防ぐため、必ず最後に装着したマウスピースを1日20時間以上装着するようお願いしています。
番外編:痛みがまったく感じられない場合は治療効果がないの?
「まったく痛みを感じない」からと言って、「歯が動いていない」というわけではありません。
※痛みが少ないほうが歯は反発せず、スムーズに歯が動くというケースもあります。
「動いていないかも」と判断し、通院されている提携医院から伝えられた期間よりも早く、次のマウスピースを装着することは絶対にやめましょう。
お伝えしている装着期間は、マウスピースの素材別に十分な治験と治療データを元に定められた「最短期間」です。装着期間を早めて歯に無理な力がかかったり、移動が起こると、歯根が短くなる・歯の土台となる骨が解ける・歯の表面が露出する・歯がぐらつく・痛みが出る・歯が変色する…など、大事な歯を失う原因にもなりかねません。
また、「次のマウスピースがうまくはまらない」「はめた時に我慢できないほどの痛みを感じる」といった時は、1つ前のマウスピースで十分に歯が移動していない場合があります。
無理に次のマウスピースへ交換せず、装着期間を延長して様子を見てください。
キレイライン矯正の治療で痛みを感じにくい理由
キレイライン矯正が従来の歯科矯正(ワイヤー矯正)と比べ、痛みを感じにくい理由は2つあります。
理由1. 歯ごとに適切な力がかかるよう調整されているマウスピースを使用するから
キレイライン矯正で装着するマウスピースは、精度が高い治療計画を元に製作され、歯の種類ごとに適切な力がかかるよう調整されたものを使用しています。
歯にかける力が強すぎたり、弱すぎたりすることなく、歯の種類ごとに合った「歯を動かすためにかけるべき力」を徐々にかけていくことができるので、必要以上の痛みを抑えて治療を進めることができます。
(※歯にかける力が強すぎると、痛みだけでなく歯の根がグラつく危険もあります)
理由2. とがった装置がなく口腔内を傷つけにくいから
従来の歯科矯正(ワイヤー矯正)の場合、ブラケットやワイヤーが当たって口腔内が傷つきやすくなる可能性が高くありました。
また、マウスピース矯正と違って付け外しができないので、食事中などに装置が食べ物や口腔内(頬の内側や歯茎など)と接触し、傷ついてしまうことも。
一方、キレイライン矯正なら取り外しが可能。
食事中や歯磨き中は取り外すことができ、尖った装置もないため口腔内が傷つきにくく、口内炎にもなりにくいのです。
※1日20時間以上の装着が必要です。
痛みを感じにくいキレイライン矯正でキレイな歯並びを目指そう
キレイライン矯正は、
「1人でも多くの方に歯科矯正を試してほしい」
「自分らしい笑顔で笑ってほしい」
という強い想いからはじまった矯正治療。
ワイヤー全顎矯正に比べてリーズナブル・短期間の治療終了だけでなく、痛みを感じにくいのも始めやすい特徴の1つです。
「歯科矯正したいけど痛いのは無理…」
という方に、ぜひ一度、従来の歯科矯正(ワイヤー矯正)と比べ痛みを感じにくいキレイライン矯正を試していただきたいです。
「キレイライン」で、理想な歯並びを目指しましょう。
※痛みには個人差があります。
※本記事は2024年4月時点での公式情報を元に編集したものです。最新の情報とは異なる可能性がありますので、ご注意ください。