「口ゴボ」はキレイラインで治る?公式ブログが解説します
キレイライン公式ブログ担当の小田です。
ここ数年SNSやネットで話題になっている「口ゴボ」。
キレイラインにも、男女問わず多くの方から
「キレイラインで口ゴボは治りますか?」
「口ゴボは矯正歯科治療ではなく、手術しないと治らないんですか?」
といったお問い合わせをいただいています。
口ゴボの原因は、歯列や骨格、筋肉の問題等さまざまなため、症状により矯正歯科治療の範疇を超えた外科的手術が必要となる可能性もあります。
しかし、原因や症状により、キレイライン矯正で改善が見込める可能性もあるんです。
そこで今回は、口元にお悩みがあり、キレイライン矯正の治療を検討されている方に
など、くわしくご紹介します。
歯列が原因の口ゴボに多い「出っ歯」の治療症例画像もご紹介しますので、ぜひ最後までご覧くださいね。
口ゴボとは
口ゴボとは、上下の唇(口唇)全体が前に引っ張られているような見た目のことをいいます。上下の唇が突出しているので、口元がモッコリした状態になっています。
普段口が閉じにくい状態(口唇閉鎖不全といいます)なので、無理に口を閉じようとすると、下顎の先端部分(オトガイ)に梅干状のシワができる方が多いのも特徴です。
この「口ゴボ」ですが、専門用語ではありません。
口ゴボは、口元が「モコっ」とした、「ゴボっ」とした見た目を表す言葉として、ネット上で多く広がった言葉です。
専門的に言うと「上下顎前突」や「上顎前突」といった症状として、歯科医院では扱われています。
口ゴボは専門用語ではないため明確な定義はありませんが、一般的には横顔の美の基準とされているEラインに対し、上下の口唇が大きく前に超えてしまっている状態を指します。
Eラインとは
Eラインとは、歯科矯正医師のロバート・リケッツが1954年に提唱した「エステティックライン」のこと。
顔を横から見たときに鼻の先端と顎を結んだ線のことをいい、ラインより少し内側に唇があるのが理想の横顔(Eライン)とされています。
歯科矯正で治る?口ゴボの原因と治し方
口ゴボの症状は、原因や症状により矯正歯科治療で改善が見込める場合と、外科的手術が必要な場合があります。
歯列が原因の場合
- 矯正歯科治療が可能(前歯を中心とする矯正、抜歯を伴う全顎矯正など)
出っ歯や上下の歯が突出している、歯が斜めに傾いている、受け口、口が閉じないなど、歯並びが原因での口ゴボの症状の場合は、歯科矯正治療での改善が見込めます。
下顎骨が原因の場合
- 矯正歯科治療が可能
上顎は通常の位置にあっても、下顎が小さく、後ろに引っ込んでいると口ゴボの状態になります。この場合、上下がアンバランスにならないよう全顎的な矯正歯科治療で引っ込んだ下顎の位置を改善していきます。
ガミースマイルが原因の場合
- 症状により歯科矯正治療が可能(インプラント矯正、抜歯を伴う全顎矯正など)
笑った時に、上の歯ぐきが目立つ(たくさん見えてしまう)状態を「ガミースマイル」といいます。口唇に対し歯茎が前に露出・突出することで口元がモコッとした口ゴボ状態になります。
ガミースマイルの原因は、上顎の骨の形状の問題や、顔面の筋肉の動き方などさまざま。そのため、インプラント矯正や抜歯を伴う全顎矯正が可能な場合もあれば、外科的手術(粘膜・筋肉・骨などの調整)が必要な場合もあります。
治療法は、
- インプラント矯正(歯科矯正用アンカースクリューを用いた矯正治療)
- 抜歯を伴う全顎矯正
- 外科的手術(粘膜・筋肉・骨の調整)
- ボトックス注射
などがあります。
アデノイド顔貌が原因の場合
- 症状により歯科矯正が可能(抜歯を伴う全顎矯正など)
アデノイド顔貌(がんぼう)とは、喉と鼻の奥にあるリンパ組織(アデノイド)の肥大化が原因で起こる、特有の顔つきのことを指します。
子供の頃(2〜6歳頃)に、細菌やウイルスから体を守ろうとする免疫機能が過剰に作用することでアデノイドが肥大化し鼻呼吸が困難となり、口呼吸が習慣化することで起こります。
口呼吸になり常に口が開いた状態になると、口周りの筋肉が衰えてしまい、下顎の発達が悪くなり、下顎が小さくなってしまったり、出っ歯になりがちに。
また、下顎が小さく首の境目がはっきりしない顔つきなのもアデノイド顔貌(がんぼう)の特徴の1つです。
アデノイド顔貌の場合、抜歯を伴いながらの矯正治療が可能な場合もありますが、症状により外科的手術が必要なケースもあります。
口ゴボはキレイライン矯正で治すことができる?
キレイラインは矯正歯科治療のため、顎や骨格の調整には対応できません。
ですが、出っ歯などによる歯並びが原因で口元が突出している場合は、キレイライン矯正の治療により改善が見込めます。
ただし、キレイライン矯正で口ゴボが改善されるかどうかは、口腔内の詳しい確認や診察をしなければ判断ができません。
※出っ歯のキレイライン適応範囲について知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
まずは提携医院まで初回検診にお越しいただき、歯科医師の先生にご自身の歯の状態について相談してみましょう。
キレイライン矯正の初回検診を受けるには3,500円程度の費用が必要ですが、この中にはカウンセリングだけでなく、レントゲン撮影などの検査料金も含まれています。
歯科医院によっては、カウンセリングは無料でも検査料金が数万円かかる場合もありますが、キレイライン矯正の提携医院では、検査等に追加料金など発生しません。
ぜひ一度ご予約のうえ、歯並びや口元でご不安に思っていることなどご相談してみてはいかがでしょうか。
もちろん、初回検診を受けたからといって必ず契約しなければいけないわけではありません。ご安心くださいね。
また、キレイライン矯正は、
☑健康な歯をできる限り抜かない
☑できる限り削らない
☑前歯12本を重点的に治療
という方針をとりながら、マウスピース矯正の特性を最大限に活かした治療をおこなっていますが、症状によっては抜歯などの治療ができる場合もあります。
※ご希望の場合は抜歯に対応しているクリニックをお調べいたします。キレイライン矯正「サポート専用」をお友達追加のうえLINEにてお問い合わせください。
キレイライン矯正の出っ歯(上顎前突)治療例を見てみよう
出っ歯の症状で治療された患者様の症例写真を集めました。治療前と治療後の様子や、治療期間、費用など参考にしてくださいね。
【症例1】
- キレイラインを8回実施
- 治療期間:約1年7カ月
- 治療費用:27万円
- 追加治療:拡大床(別途費用※)
【症例2】
- キレイラインを10回実施
- 治療期間:約1年7カ月
- 治療費用:33万円
- 追加治療:OBR(別途費用※)
【症例3】
- キレイラインを7回実施
- 治療期間:約1年2カ月
- 治療費用:23万円
- 追加治療:拡大床(別途費用※)
【症例4】
- キレイラインを10回実施
- 治療期間:約1年5カ月
- 治療費用:33万円
- 追加治療:IPR(別途費用※)
※効果には個人差があります。
※掲載している症例は治療中の方も含みます。
※治療回数を元に最新の料金を記載、期間は実際にかかった治療期間を記載しています。
※上記に記載している各症例の治療費用は、コースで購入した場合の費用です。1回ずつ購入したい場合は、初回のみ2万円・2回目以降4万円の費用になります。コースを組み合わせたほうが、費用が安くなります。
※拡大床併用の症例には別途、拡大床の料金4万円(片顎)が発生します。IPR(歯の側面を削る治療)・OBR(深くなった噛み合わせの改善に併用する装置)は提携クリニックにより価格が異なります。
※拡大床・IPR(歯の側面を削る治療)・OBR(深くなった噛み合わせの改善に併用する装置)はキレイライン矯正ではなく、患者様のご要望や症状により医師の判断のもと行われる治療です。詳細はクリニックに直接ご確認ください。
キレイライン公式アプリ会員様になると、患者様の歯の動きがわかる3D症例を見ることができます!ご興味ある方はぜひインストールしてみてください。
見た目の問題だけじゃない|口ゴボによる弊害
顔の印象を大きく左右する場所だけに、コンプレックスに感じる人が多い口ゴボ。
しかし、口ゴボの症状は見た目だけの問題以外に、健康上のリスクを伴う可能性もあります。
虫歯や歯周病になりやすい
口ゴボ状態の場合、普段から口唇が閉じにくく、口が開いていることが多いです。そのため、普段から口呼吸になりがちです。
すると、口の中が乾燥しやすくなることで、唾液の働きが低下し、虫歯や歯周病のリスクが高まってしまいます。
また、歯周病などが原因で口臭も発生しやすくなります。
風邪にかかりやすい・アレルギー体質になりやすくなる
普段からの口呼吸が原因で、体内に細菌やウイルス、ホコリなどが侵入しやすい状態になってしまいます。
そのため風邪などの病気にかかりやすく、アレルギー体質になりやすくなるリスクがあります。
口ゴボの改善方法を知るためにもまずはカウンセリングを
口ゴボの治療は、原因や症状により治療方法が変わります。
症状によりキレイライン矯正を含む歯科矯正での治療が可能なケースもあれば、外科的手術が必要となるケースもあります。
一人で悩む前に、歯科医院に足を運び、口腔内の診断をしてもらいましょう。
キレイライン矯正は、
「「キレイは歯から」〜歯の矯正をもっと手軽に全ての人へ〜 」
という想いから始まった矯正治療です。
ここには
「一人でも多くの人が、自分らしく笑ってほしい」
という想いも詰まっています。
口ゴボでお悩みの方が、自分に合った治療法をみつけ、悩みを解消できるきっかけになればと願っています。
※本記事は2020年6月時点での公式情報を元に編集したものです。最新の情報とは異なる可能性がありますので、ご注意ください。